花つきのよいホタルブクロ。たわわに実ったフサスグリ(red currant)。
初夏の高原ではおなじみの植物2種を、レゾンのご近所青山で発見。
森から持ち帰った人が丹精しているのだろうか?トロ箱に溢れんばかりだ。
  

「青山ダイアモンドホール」を見上げる位置には、紫陽花が、梅雨の晴れ間の
強い日差しを浴びている。多湿を好む花には過酷な場所で、すぐ枯れてしまうが、
毎年、しぶとく咲いている。



表参道の欅並木、外苑前の銀杏並木など、日本有数の美しい並木道を擁する
青山には、樹木の恩恵を強く意識した建築物も多く、花木をうまく融合させている。
 
 


160本あまりの欅並木がたっぷりとした緑陰をつくる表参道。猛暑の日も、
ここでは日傘は不要で、涼しい風が通り抜けていく。
 


表参道に交差する青山通りでは景観計画により、今後、植栽などが様変わりの
予定。「ベルコモンズ」のあるキラー通りから表参道までの間にあったトチの木は
今春、撤去が始まった。

「スパイラルビル」の前では“生き残り”のトチの木が白い炎のような花を終え、
丸い実をつけ始めた。夏の終わりにつやつやして固い焦げ茶色の実を
落とすのだが、頃あいを見計らって役所(?)に枝ごと伐採されてしまうから、
ここではまだ落ちているトチの実を見たことがない。※後ろは建築中のアオビル。