知人が川越で20年ほど営んでいた木工の店を今年いっぱいで閉じるという
ので、風邪っぴきの体調をおして訪れた。

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17?8年ぶりに訪れた蔵のまちは、電柱が埋設され、歩道はバリアフリーに
変わっていた。
まち並みは、400mにわたって続く。蔵は、仏具店や時計店など代々
営まれている店をはじめ、名物の芋菓子店・食事処・カフェ・郵便局(クロネコ
ヤマトも)として、みんな現役だ。

景観条例により、このエリアに新築する際、建物の高さは"まちのシンボル“
「時の鐘」(明治26年4代目が再建)を超えてはならないとか。
とはいえ、まちで一番のっぽな建物は、大正7年竣工(現・埼玉りそな銀行)。
「時の鐘」より高い。
かつては旧いまちのイメージを打ち破る画期的な建造物として登場したが、
今では仲良く共存している。
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さらし竹の駒寄垣(こまよせがき)で室外機を覆うなど、街並みを
整える工夫は以前よりずっと細やかになったように感じた。
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ちりめん細工の正月飾りをディスプレイした店。
門松は今年は地元の東洋大工学部が協力したとかで、餅花や水引を
アレンジしたものなど、店ごとに趣向が凝らされていた。
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これは……???
興味深い事物・風景もいろいろ。

左=うまく合体させたなあ。
右=物干し場ではなく「ルーフバルコニー」ですよね?
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東京ではとっくの昔に失われたものを確実に保存しながら、新しい意匠も
そこかしこに。
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休憩のための食事処には事欠かない。
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まちの外周を多くのお寺や神社・教会に護られて(電柱埋設は一番街のみ)。
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なかでも喜多院は、この地を代表する寺。
明後日には大挙して訪れる初詣客の賽銭を余すことなくキャッチする
ためのプール(?)が賽銭箱の手前に設置されていた。
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すでに・・・入っている。
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多宝塔のたもとでは、屋台も準備万端だ。
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関越道・練馬ICから川越ICまでわずか10数分。
お正月休みに訪れてみてはいかがでしょ?