少し遅れ気味だった、今年の紅葉。長野県北部の飯綱(いいづな)町もしかりで、
11月の2週目にしてようやく落葉松が金色になった。
null 

町のレジャースポット・霊仙寺(れいせんじ)湖。湖の周辺にゴルフコース・
日帰り温泉・オートキャンプ場・芝広場・ドッグランを完備し、春から秋にか
けて多くの人々が訪れる。冬はワカサギ釣りのメッカに。

湖の背後に飯綱・黒姫・妙高の山並があるのだけど、この日は雲に隠れている。

紅葉も終盤の11月ともなると、湖に来るお客さんはめっきり少なくなる。
夏に賑わった湖畔のドッグランも、今日は人影も犬影もなく…。犬にとっては
大好きな季節の到来だというのに、人の方が億劫がっているのか。もっとも、
車の温度計は気温3℃を表示し、降雪があっても不思議はない寒さではある。


静かな湖面には渡りの鴨たちが浮かぶ。人の気配を察知したリーダー格らしい
鴨の「グワーッ」というひときわ大きな声を合図に、集団はガァガァ啼きながら
大車輪の水かきで遠ざかっていった。


飯綱山麓、とはいっても標高500mにある飯綱町。東の緩斜面にリンゴ畑が
広がる。


横手地区の直売所では、りんごやラ・フランスに混じって巨大なカボチャや
そうめん瓜がところ狭しとゴ?ロゴロ。


おやっと思ったのは、軽井沢「沢屋」のジャムでもおなじみの「サルナシ」を
売っていた事(マタタビ科マタタビ属の落葉性つる植物の果実。別名=コクワ)。

250円だったかな。ひとパックだけ残っていたのを、即、購入した。

とにかく、美味しい!猿も熊も大好物と聞いて納得。
爽やかな梨の香り、味はキウィを凝縮したようで、さらに濃厚な甘さがある。
パックに添えられた説明書には「カルシウム・ナトリウム・ベータカロチン、
ビタミンB2・E・タンパク質分解酵素を大量に含み、白血球の働きを強化して
免疫力を高める」…。健康面でも魅力的な文言がいっぱい。

量産は難しいとか。現在のところ、晩秋の高原に足を運んだものだけが
受け取れる贈り物にとどまっている。

美味しい話をもうひとつ。
飯綱町のお隣り・信濃町の「道の駅・しなの ふるさと天望館」で、メルマガの
プレゼントクイズ用のお土産を購入してきました。

近々発表しますね。どうぞお楽しみに(^^)/

写真は信濃町・野尻湖「外国人村」の紅葉。