2009年01月 30日
和歌山県 根来寺(ねごろじ)
織田信長や豊臣秀吉を主人公とする時代小説や歴史小説を読んでいると
何度も登場する「根来寺」は、1300年の昔に役の行者により
葛城28ケ所の行場の一つとして創立されたのが始まりとのこと。
その後、新義真言宗の総本山として室町時代には
堂塔2700余、寺領72万石を超える大大名なみの勢力となったが、
種子島から鉄砲生産の技術を得て、多数の鉄砲を所持し、
強大な武装勢力となった根来寺を恐れた豊臣秀吉の征伐により
堂塔のほとんどが焼き討ちされた。
この時、焼失を免れた多宝塔には、焼き討ちの際の火縄銃の弾痕が
今でも残されている。
その後、紀州徳川家の庇護を受けて主要な伽藍が復興され、現在に至るのだが、
今は公園となっており、春には桜の名所として有名で、
戦国時代の雰囲気はどこにも感じられない静かなお寺となっている。
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2009年01月 29日
山形・米澤紀伊國屋の“ほし牛たん”
今回の現調マンのお土産は、
山形で買ってきた、
米澤紀伊國屋の“ほし牛たん”(内容量30g)です。
牛たんは牛一頭に1本しかない貴重な部位
それを独自に開発した乾燥炉を用い、
牛肉の風味を大切に、保存性を高めながら独自の味つけをした商品です。
肉は軽くほぐれ、噛むほどに深い味わいが愉しめます♪
※ほし牛肉はビーフジャーキーとは違います。「ほし牛肉」です。
米澤紀伊國屋のサイト→http://www.y-kinokuniya.jp/
次回のメルマガのプレゼントクイズで1名様に当たります。
どうぞお楽しみにっ!
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2009年01月 28日
和歌山県 しみず温泉健康館
しみず温泉は有田川を遡った山の奥の町、旧清水町にある。
町営の施設「しみず温泉健康館」八角の屋根を
八つの亀甲型に組み合わせた珍しい形で、
地元の木材をふんだんに使用したウッディーな建物だ。
浴槽も槙で造られた八角形をしており、柔らかい肌触りが心地よい。
お湯はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉で肌がスベスベして気持ちが良い温泉だ。
掛け流しではなく、循環式で過熱しているが、やや温めに調整されているので、
のんびりと長湯を楽しむことができた。
入浴料は600円で毎週木曜日が定休日。
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2009年01月 27日
伊豆大川 磯の湯
伊豆高原を過ぎて国道135号線を下田に向かって走行していると
大川の漁港の隣の海沿いに青い屋根の上に
「露天風呂」と書かれた小屋があり、時々立ち寄ってみるのだが、
平日は営業時間が18時までなので、いつも閉まった後だ。
今回はたまたま早い時間に近くまで来たので寄ってみた。
駐車料が500円だが入浴する人は無料で駐車できる。
受付で入浴料の500円を払い入ってみると、
露天風呂が一つあるだけの素朴な温泉だ。
掛け流しのお湯の源泉は70度以上の高温なので
加水しないと熱くて入れないくらいだ。
管理の人が時々水を入れて調整してくれているらしいが、
入浴客が居ないときは忘れるようで、私が入った時は非常に熱い状態で
適温になるまでしばらく待たなければならなかった。
伊豆大島が正面に望める場所だが、石垣と塀で囲ってあるので
湯船の中からは景色を楽しむことはできないのが残念だ。
男湯には目隠しは必要ないと思うのだが…。
洗い場にはシャワーが一つ設置されているので、
洗髪したり身体を洗ったりしても構わないのかと思ったが
シャンプーも石鹸も置いてはいない。
外を確認したら、排水は浄化槽も通さず海に流れ込むようになっているので、
やはり入浴するだけにしたほうが良さそうだ。
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2009年01月 24日
伊豆半島、変化に富む大自然
曇天に小雪が舞う箱根スカイラインを通過。
車の寒暖計はマイナス2℃をさしている。数日前に降った雪が
道路のあちこちに残り、ノーマルタイヤでは無理とみてか、
車はほとんど走っていない。
左=箱根峠から。晴天だと巨きな富士を望むビューポイントだが、
雲がめまぐるしくたち現れては隠してしまう。
右=さすがは東京の奥座敷。氷点下でも、芦ノ湖に遊覧船は
浮かぶ。
冬枯れの木立に雪が付着しているのかと思ったら、
細かく白い花が咲いている。幹は桜ではないし、梅かしら?
パークウェイを経由して、湯河原まで下ってくると、風景は一変。
町にも、相模湾にも、まぶしい陽光が降り注いでいる。
寒暖計はじょじょに上昇して、16℃までアップ。
わずか1時間前の箱根と、気温差18℃!
民家の玄関先にはまだお正月の名残が。
町の一部では、電柱が地中化されていた。出張で何度も
訪れているのに、いつ埋設されたのかわからない。
そういえば、以前、同町の生垣を調べたとき、数年前に
町独自の景観計画を策定したと聞いたっけ。
その一環なのだろう。
しかし・・・。
駅から続くアーケード街に電柱の”林”は健在。
駅ターミナルの後ろには、いつのまにか、威圧感のある
集合住宅が大きく建ち上がっていた。分譲中らしい。
今後の景観整備、手間も時間もかかりそうだ。
真鶴あたりも、「春の海、ひねもすのたり・・・」の観。
冬と春を同時に体験した日。
海辺の町では、ほころびかけた梅をずいぶんと見かけた。
湯河原町の「幕山の梅園」では来月から「梅の宴」、
お隣の「熱海梅園」ではすでに「梅まつり」が始まっている。
厳寒の箱根で見た花は、何という名だったのかなあ?
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2009年01月 20日
趣のある温泉地「三朝(みささ)温泉」
米子空港から、車を走らせること2時間。
鳥取県東伯郡三朝町まで、はるばる現地調査に来ました。
そこは初めて来た所ですが何とも懐かしさを感じさせてくれる
純和風の「温泉街」でした。
それもそのはず。映画「三朝小唄」のロケ地で
当時大ヒットし、三朝温泉の名を全国に知らしめたのだそうです。
年配のお客様の中には映画で見たこの風景を見たくていらっしゃる方もいるほどだそうです。
町の中心には三徳川という川が流れており、
そこの両脇には旅館が建ち並んでいます。
町の中心に三朝薬師堂がありました。
薬師如来が祀られており、
その隣には穏やかな微笑を浮かべたお地蔵様がいらっしゃいました。
その名も「杖なし地蔵」様です。
その昔、この地に杖をつきながら、この地に湯治に来た方が
温泉によって元気になり、不要になった杖を奉納したのだそうです。
それだけ、三朝温泉は効能あらたかと言えるのでしょう。
お地蔵様の前に「薬師の湯」という飲泉所兼足湯があったので、
飲んでみました。
ほんの少し塩の味がしましたが、匂いは無く美味しい温泉でした。
調子に乗ってお代わりをすると、すぐに体の内側からポカポカしてきました。
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2009年01月 19日
熱海から初島へ
熱海はもう河津さくらのつぼみが見られる。
初島も四分咲きだ。
初島からみる熱海はホテルやマンションが林立していて、
ごちゃごちゃしている。
熱海には高齢者用の医療施設も多いが、
いっそ高齢者高度福祉医療地域にして、
老人が安心して滞在できる町にしたらどうだろうか。
そこにカジノを持ってくれば、若い人も集まって来る。
熱海の町の後には富士山がよく見えた。
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2009年01月 17日
東北三名城の白河小峰城
JR白河駅の前は、公園になっていて、
そこには、三重櫓(やぐら)の小峰城がある。
平成3年に復元されたようで、
この小さな町でよく復元できたものだと感心した。
寛政の改革を指揮した松平定信が藩主だったこともあり、
幕末には奥羽列藩同盟に加わり新政府軍と戦った激戦地になって、
焼失してしまった。
白河は古い町で史跡も多い落ち着いたところだ。
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2009年01月 16日
トライアスロン発祥の地「皆生温泉」
皆さんは「トライアスロン」と言う競技をご存知ですか?
マラソン・ロードレース(自転車)・水泳を一度に行う競技です。
トライアスロンにもいろいろ種類がありますが、
一番壮絶な「アイアン・マン」というレースは
水泳3.8km
自転車180km
マラソン42.195km
を一度に行います。
まさに「世界一過酷な競技」と言えるでしょう。
なぜ、こんな過酷な競技が生まれたのか…ご存知の方は少ないと思います。
トライアスロンの歴史は意外に浅く、
1977年、ハワイの海兵隊員達が酒の席で、
「マラソン、遠泳、サイクルロードレースのどれが最も過酷か」
と議論をしました。
しかし、競技特性が全て違うのだから比較のしようがなく、
「この際まとめてやってみよう」
という事で考え出された耐久競技だそうです。
…酒宴の他愛ない雑談から、この世界で一番過酷な競技が生まれたのです。
…
…
…なんて大雑把なんでしょう…
日本で初めてトライアスロンが行われたのが
鳥取県米子市にある「皆生温泉」だそうです。
温泉街の中心地に記念のブロンズ像がたてられていました。
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2009年01月 14日
赤湯から白河へ
東京から赤湯は米沢の一つ先の特急停車駅。
温泉で有名なところだが、町はどこもかしこも直江兼続。
駅前の食堂は豚ドンが一押し。
NHKの初回放映は篤姫を上回ったとか、
ポスターを手に入れたが、額に入れておかないととられてしまう、とか。
よると触ると直江兼続の話で大変だ。
なんとなく組み合わせが妙な感じの二人の男の人が、
この店をきりまわしていた。
赤湯からつばさで白河に、この駅前にはポツンとCOFFEE屋がある。
なかなか素敵な造りで中には暖炉が赤々と燃えている。
室内もしっくりとしていて、雰囲気は良い。
ここでは、ケーキセットを食べることにした。
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2009年01月 13日
信州・蕎麦通の生そば
今回の現調マンのお土産は、
信州の“蕎麦通・生そば”(3人前)です。
半生そば:内容量:534g(めん360g)・鰹だしつゆ付・3人前
こだわりの細切り仕立麺に、本格鰹だしつゆも付いた
そば通のための本格派仕上げ。
そば湯も飲めます♪
新そばです。
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2009年01月 09日
中央自動車道・石川P.A.の…が変わった
昨年1月にお伝えした、中央自動車道・石川P.A.に「女性専用トイレ」が
設置されて…の件。
(2008年1月の日記はこちら)
1年前にたまたまこの「女性専用トイレ」の近くに停車中、何組もの男性たちが
誤まって駆け込みそうになったのを目撃。
照明が暗い上に表示が見づらいせいもある。気の毒な男性が後を絶たない
様子に、改善はできないものか?と書いた。
1年ぶりに寄ってビックリ、明るく華やいだ(?)たたずまいに変身していた
から(゚ー゚;)。※上記のリンクから比較してみて!
照明のルクスを変えたのだろう。「女性専用」の文字も以前より見やすい。
それでも…ですよ。
大学生くらいの男子3人組が「おおっと!」の瞬間も。
おしゃべりに興じていたから、注意力が散漫になっていたのだろうか、
入る直前に気づき、笑いながらUターンしていたが…。
高速道路のSA(PA)のトイレは、たいてい建物の端にある。
近い端にそれらしきものがあれば、わざわざ遠くより近い方を選ぶだろう。
長い間に習慣(?)として身についた人間の動線を変える事は、なかなかに
難しいものだ。
公共施設などの使いやすさについて、根本的なことを考えさせられる一コマ
だった。
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2009年01月 07日
八ヶ岳南麓・・・ 雪のないお正月
お正月休みの最終日に、長野県佐久市から、国道141号経由で清里へ。
八ヶ岳連邦こそ雪を頂いているが、雪が少ないなあ。
もともと積雪が多いエリアではないとはいえ、このときの気温はマイナス3℃。
日が落ちると道路の凍結が始まるので、運転は気が抜けない。
国道141号沿いには牧場が数多く点在する。野辺山あたりの信号機の
鉄製?の装飾は、今年の干支である牛さんだった。
八ヶ岳をバックに、牧場で草を食む牛と景色を眺める(?)牛…。
氷点下の清泉寮では、夏にはジャージー牛のソフトクリームを求める人びとが
行列をつくる「ジャージーハット」にも、ショップにも人影がない。
夕飯を予定していた2階のレストランはあいにく閉まっていた。
まぁいい。半端な時間もしっかり開いていてくれる「ROCK」があるから。
そのかわりに、夕映えの富士をみるができた。
何度も来ているのに、この地の功労者ポール・ラッシュ博士のブロンズ像が
富士を眺める位置にあったことを、今日になって初めて知った。
そして、当日記ではおなじみ、萌木の村のレストラン「ROCK」へ。
ひろびろと明るい店内。大人の背丈ほどもある暖炉には、太い薪が音を
立てて燃えている。薪がはぜる音も、派手に散る火花も、自分が管理して
いない暖炉なら、スぺクタクルで、わくわく。
ぶ厚いお皿を温めて供してくれる料理の数々も、豊かな気持ちにしてくれる。
暖炉の視覚効果だろうか?
お腹がいっぱいになったから?
心身ともにポカポカに温まって、店を後にした。
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