2009年04月 09日
再生民家の里、竹所(たけどころ)
「ドイツ出身の建築デザイナーが、
新潟の山村に古民家を移築した『古民家村』を作っているらしい」
と聞きつけ、
早速、新潟県十日町市にある竹所集落へ行ってきました。
古民家を完全に解体し、その材を使って建て直しているということで、
古民家再生といっても、リフォームではなく、完全新築の家です。
内外装ともに日本の古民家とドイツの古民家両方の要素が感じられます。
また、ペアガラスや床暖房、薪ストーブなどを使っていて、高い天井でもとても暖か。
現代に合わせた暮らしやすい仕様になっていて、
古いものと新しいもの、日本とドイツの様式がとけ合った心地よい空間です。
こちらはセミナーハウスと、バーベキュー小屋。
手前にはきれいな池があって、見晴らしも抜群。
過疎化が進み、40軒ほどあった家が一時は8軒にまでなってしまった竹所に、
カールさんが来たことで、少しずつ人が集まってきています。
「静かで自然豊かなこの土地を好きになってくれる人に来てほしい」
とカールさんは話し、
竹所を“古民家再生の里”にするという大きな構想、
「竹所プロジェクト」を進めています。
詳細はリゾート物件情報秋号で紹介する予定です。お楽しみに。
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