2009年09月 26日
熊本・南関その1. スーパーの魚絵巻と…
旅先でスーパーを見つけると、できる限り立ち寄ることにしている。
全国共通の食材もあるが、ちょっとした品物にその土地に暮らす人びとの
趣味・嗜好がうかがえるし、そこでしか手に入らないものもあって、なかなかに
興味深い。
例えば熊本県の辛子蓮根。
今回訪れた北部の町・南関(なんかん)のスーパー「BIG OAK」では、
蒲鉾などと一緒にごく普通に売られている。価格は東京・銀座にある
熊本館の約3分の一くらい。
目を見張ったのは鮮魚コーナー。専門店が入っており、豊かな品揃えだ。
これだけのものは、東京では一部の食事どころでしかお目にかかれない。
ワタリガニは今がハシリ。当地ではガザミと呼ばれるそう。
ネットの中でもぞもぞ動くのは川カニ。人が近づくと笹の葉に隠れてしまうドジョウ。
黒クチゾコは舌平目のこと。フランス料理ではクリーム煮やムニエルの素材
として珍重される魚が、熊本県ではクチゾコ=靴底(くつぞこ)と呼ばれるとは。
当地では煮付けにするそうな。
マジャクとはシャコの仲間。天ぷらが美味とか。
コハダは、こちらではコノシロと呼ばれる。
もち魚は、関東ではイ(エ)ボダイ。
アラカブは、カサゴ。
大目鯛、レンコダイは本州中部以南で獲れる。
ヒラアジ、イトヨリも、関東の人間にはなじみが薄いけれど…。
キビナゴ。これなら、知っています!^ ^;
どの魚も虹のような光彩を放ち、きらきら輝いていた。
珍しさ以上に魚の美しさに魅了され、売り場にぺタリと張り付いてしまった私。
お店の人には迷惑だったかも。失礼しました。m(__)m
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
売り場変わって、熊本名物の馬刺し。
やけに安価と思ったら、カナダ産の馬を熊本で肥育したもの。
地元で需要が多いためだろう。ここはスーパー。精肉店まで足を伸ばせば、
”地もの”が、スーパーとは比較にならない価格でガラスケースにお宝のごとく
鎮座している。
ご参考までに、肥育馬についての朝日新聞の記事を。 ↓ ↓ ↓
http://www.asahi.com/special/071031/SEB200810300012.html
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