2009年01月 24日
伊豆半島、変化に富む大自然
曇天に小雪が舞う箱根スカイラインを通過。
車の寒暖計はマイナス2℃をさしている。数日前に降った雪が
道路のあちこちに残り、ノーマルタイヤでは無理とみてか、
車はほとんど走っていない。
左=箱根峠から。晴天だと巨きな富士を望むビューポイントだが、
雲がめまぐるしくたち現れては隠してしまう。
右=さすがは東京の奥座敷。氷点下でも、芦ノ湖に遊覧船は
浮かぶ。
冬枯れの木立に雪が付着しているのかと思ったら、
細かく白い花が咲いている。幹は桜ではないし、梅かしら?
パークウェイを経由して、湯河原まで下ってくると、風景は一変。
町にも、相模湾にも、まぶしい陽光が降り注いでいる。
寒暖計はじょじょに上昇して、16℃までアップ。
わずか1時間前の箱根と、気温差18℃!
民家の玄関先にはまだお正月の名残が。
町の一部では、電柱が地中化されていた。出張で何度も
訪れているのに、いつ埋設されたのかわからない。
そういえば、以前、同町の生垣を調べたとき、数年前に
町独自の景観計画を策定したと聞いたっけ。
その一環なのだろう。
しかし・・・。
駅から続くアーケード街に電柱の”林”は健在。
駅ターミナルの後ろには、いつのまにか、威圧感のある
集合住宅が大きく建ち上がっていた。分譲中らしい。
今後の景観整備、手間も時間もかかりそうだ。
真鶴あたりも、「春の海、ひねもすのたり・・・」の観。
冬と春を同時に体験した日。
海辺の町では、ほころびかけた梅をずいぶんと見かけた。
湯河原町の「幕山の梅園」では来月から「梅の宴」、
お隣の「熱海梅園」ではすでに「梅まつり」が始まっている。
厳寒の箱根で見た花は、何という名だったのかなあ?
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