2009年10月 06日
長野県 黒姫高原 チェスナッツ・パブ
秋にはゲレンデ一面がコスモス園となり、多くの観光客を集める長野県・黒姫
高原スキー場。
花の見ごろとあって、週末の国道18号はコスモス園に向う車たちで大渋滞。
方向転換して、「CHESTNUT PUB(チェスナッツ・パブ)」でランチをすることに
した。
別荘地帯を抜けた田園風景の中、少し分かりにくいロケーションに、パブはある。
外観こそ素っ気ないが、黒姫高原に本拠に置く信濃ブルワリーのレストランで、
工場を併設している。命名はこの地に在住のC.W.ニコル氏で、栗の実の意。
駐車場には黒姫名物のコスモスが一叢。私にはこれで充分。
レストランは2階にある。手すりに絡ませた葡萄のつるがのどかな風景の
眺めを際立たせるテラスに陣取った。
パブだけに、メニューは単品料理が多い。
おつまみ系ゆえ、「飲まない」「飲めない」ひとには、味付けがちょっと濃いかな?
気持ちの良い秋風が吹くテラスで、お客さんたちは心からリラックスして、
このブルワリーが生み出した芳醇な有酵母ビールを味わっている様子。
当然ではあるが、この楽しみが、運転の労を惜しまなかったドライバーには
お預けというのは何とも皮肉な話。でも、そこは我慢。ショップでビールを購入して
おけば、あとでたっぷりと報われるというもの。
濾過や熱処理を行わない有酵母ビールは、生きものも同様で、もちろん要冷蔵。
クーラーボックスに入れ、丁寧な運転で大切に持ち帰ったことはいうまでもない。
あいにく、この日は休業日だったけれど、ブルワリーはガラス越しに見学も可能だ。
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