2009年05月 16日
春の北信州 動物たちとその気配
長野県飯綱町の田園地帯は今が春の盛り。
山ではヤマザクラやコブシ、畑では桃が満開で、りんごの開花も始まったばかり。
一方、鳥や動物たちは繁殖の時期に入り、懸命な姿を目にする事も多い。
こちらも懸命にカメラを向けるが、一瞬を写すなんて、とてもとても…。
ピンボケご容赦で、何点かご紹介しよう。
畑でみつけた雄のキジ。悠然と構えているかにみえたが、よく見ると
保護色のメスをかばっていた。
いざとなると、猛ダッシュで逃走。シッポの残像がおわかりになるだろうか。
ミズバショウも見ごろ。
ミズバショウ苑の木道をウキウキと歩き始めたひとびとを、おおーっと
うならせるのがこの看板。
そろそろ冬眠からお目覚めのクマさん、ミズバショウは彼らの大好物というから、
出没も無理からぬ事。はい、気配だけで、充分にありがたいです。^^;
農家の庭先には、木漏れ日のもとでまどろむおもしろ顔の猫が。
村の王子と王女。
夜にもいろいろ遭遇。
まだ夏毛に換毛していない丸々としたタヌキが2匹、月明かりの道路上で
デート(?)。
写真は撮れなかったが、車のすぐ前を横切って、アブナイのなんの。轢死体も
時々みかけるし…。
帰路、横川SAのレストランの入り口では、オオミズアオ、見っけ。
SAの照明に幻惑されたのだろう。
羽を広げると10cmを超す大型の蛾で、薄絹のような若苗色の羽を持ち、
妖しい美しさがある。学名には「月の女神」の意味もあるそう。
早く安全な場所に飛び去ってほしいと願った。
人間が浮かれてあちこちへと繰り出す春も、動物たちにとっては
生きるか死ぬかの真剣な闘いの季節のようだ。
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