2010年09月 22日
ひるが野高原 分水嶺公園で思う
国道156号線の蛭ヶ野峠に分水嶺公園があり、久し振りに寄ってみたら
駐車場や公園内の歩道がきれいに整備されていた。
小さな流れが、この地点で南北に分かれ、北への流れは庄川となって日本海へ注ぎ、
南への流れは長良川となって太平洋の伊勢湾に流れ込んでいる。
どちらも日本有数の大河だが、趣味の渓流釣りで昔から何度も訪れている。
渓流の魚として、長良川水系ではイワナとアマゴが生息し、
庄川水系ではイワナとヤマメというふうに違っていたはずだが、
最近、庄川の漁協ではアマゴも放流しているので、
庄川でもアマゴが釣れるようになってきている。
もともと関東より西ではヤマメは日本海に注ぐ河川に、
アマゴは太平洋に注ぐ河川に分かれて生息していたが、
養殖の簡単なアマゴをヤマメの代わりに放流する漁協が増えたために、
昔のような明確な棲み分けがなくなってしまった。
釣っても、食べても味はそれ程違わないけれど、刺身にしたときにヤマメの方が
冷たい水に居る分だけ、身がしまっていて美味しいように思うので、
ヤマメを釣りにいってアマゴが釣れると少しがっかりしてしまう。
漁業組合自らが生態系を乱していることを残念に思う。
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