2012年03月 31日
水上 奥平温泉の遊神館
苗場から月夜野インターに向かう途中に、「匠の里」がある。
ここは、時々日記で紹介しているが、その近くに遊神館という町営の
立ち寄り風呂がある。
三国街道から結構奥に入り、奥平温泉というらしい。建物は結構立派で、
辺鄙なところの割には立ち寄る人も多かった。
広い内湯があり、
露天風呂も大きく、
ゆったりと入ることが出来た。料金は600円と比較的安い。
お風呂の後は広間で食事。煮込み定食を食べて帰ることにした。
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2012年03月 22日
雪害対策・復興住宅の先達…
「今 和次郎展」
ヴォーリズ展など、建築やデザイン関連のユニークな展示の多い
パナソニック汐留ミュージアムで、「今 和次郎(こん わじろう)展」を
みた。
今は1888年、青森県弘前市に医者の息子としてうまれたが、医学の
道ではなく東京美術学校(現・芸大)に進学。
卒業後はドローイングの腕をかわれて柳田國男(民俗学者)の農村・
民家調査に同行。
埼玉県比企郡高坂村(現・東松山市)の家。1918年
「雪に埋れる山の村の家」新潟県中頚城郡
(現・妙高市)」1917年
関東大震災後の復興期には、卒塔婆や土管まで動員して建てられた
さまざまなバラックをスケッチ・観察するうち、バラックに色彩を施し”生活を
芸術とする”アーティストらとともに「バラック装飾社」の一員として活躍。
トタンやムシロを使って建てられたバラックのスケッチ(切迫から生まれた
中に、数々の工夫が感じられる)。
破天荒な半生に見えるけれども、早大理工学部建築学科の教授に在任の
40年近くの間に、関東大震災の被災者の生活支援活動の拠点となった
「東京帝国大学セツルメント」や、1930年代の東北飢饉後には国の委嘱により
「恩賜郷倉」(穀物の備蓄倉庫)、同じく東北の豪雪地帯の雪害対策として
住宅改善の方法を研究し、雪下ろしの必要がない急勾配の屋根を持ち、
食料がたっぷりと備蓄できる実験農家を設計するなど精力的に活動した。
山形県新庄市の「雪国試験農家家屋」(1937年)
研究分野は建築にとどまらず、服飾・風俗・生活・家計に及び、現在の
暮らしの事象を採集・観察・記録して、考古学に対抗する「考現学」を
編み出した。
さまざまな暮らしを「ひろい心でよくみる」ように心がけ、そのうえに「新たな
創造がある」。生活に根ざした柔らかな発想の展示作品はここでは紹介
しきれない。
考現学は広く知られるものとなったけれど。
現在の日本、この冬の豪雪では雪下ろしによる死者は数100人に及ぶ。
長野県栄村の震災後の復興にしても、豪雪地帯の同村の仮説住宅など、
積雪の重みで屋根の倒壊が懸念されたプレハブだったし…。
今の遺訓は数多くあるのに、現在にほとんど生かされていないのは
あまりに惜しい。
パナソニック汐留ミュージアムで、10時〜18時。月曜休み。
〜3月25日まで。
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2012年03月 16日
有楽町 シアワセの黄色い…?
有楽町にあるこのカフェは見晴らしがきき、線路を走る電車たちがみえる。
山手線、京浜東北線、新幹線。
さまざまな電車たちがダイアグラムどおりに行き交うさまは小気味よい。
昨年いらい、この規則正しさが薄氷の上に成り立つものだということが
意識の下にしっかりと刻み込まれたけれど…。
超高層にとり囲まれているのは東京駅だろうか。
ぼんやり眺めていたら、鮮やか過ぎる色彩が目に飛び込んできた。
黄色い、新幹線?車体の中心には濃い青のラインが横1本に。
早速、スマフォに「新幹線 黄色い」の2文字を入れて検索してみると…。
新幹線専用の”ドクターカー”なるもので、ドクターイエローの愛称が
つけられている。ダイヤが非公表ゆえ、「出会うと幸せになる」という
伝説がうまれ、ネット上には運行日程を予想するサイトまでみつけた。
と、東京駅方向から再び…。
数分ほどの間に2回も遭遇したわけで。あっけなかったけれど、2度の
出会いならば、シアワセは二乗に?
それとも、プラス・マイナス・ゼロになるのかしらん。
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2012年03月 14日
またまた四万温泉 雪見の露天風呂
軽井沢や北軽井沢方面に現地調査に行くと
昼食は佐久の草笛で冷たい蕎麦を食べ、
帰りには四万温泉の露天風呂に浸かって帰るのが定番のコースだ。
野菜天ざるは1000円だ。
草笛のざる蕎麦は普通の1人前が400グラムもあり、
他の蕎麦屋さんの大盛りよりも多いくらいだ。
普通の1人前で400グラム
この店は鯉の料理もあって、あらいやうま煮も食べてみたいと
思ってはいるのだが、いつもの野菜天ざる1人前だけで
腹が一杯になってしまう。
仕事終わりの夕方に来ればゆっくりと食べる時間もとれるのは分かっているが、
帰りは四万温泉に立ち寄ることに決めているので当分は無理そうだ。
雪の清流の湯
今日は3月も中旬だというのに大雪が降っていて、
四万温泉清流の湯は真冬の景色だ。
内湯
露天風呂にも雪が降り積もり、湯舟の回りにも積もってきている。
外気温が低いのでお湯は少し温いくらいだが、
しんしんと降る雪を眺めながら浸かっていると、
あっという間に時間が過ぎてしまう。
幻想的な雪景色だ。
もし泊まることが可能ならば一晩中でも浸かっていられるのに
と思いながら東京へ向かうことにした。
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2012年03月 10日
大きな犠牲を払った67年前の今日
1年前の明日
東京大空襲から67年目を迎える今日。
そして明日は、東日本大震災から早くも1年。
どちらも多くの大切な命や生活が奪われた私たち日本人にとって
忘れてはならない日だ。
明日は日曜日のためか、各地で反原発のデモや集会・シンポジウムが
開催される。
地震の発生した時刻に一斉に黙祷をしたり、鎮魂の花火を打ち上げる
ところもある。
私は反原発デモへの参加の予定はないし、黙祷も心の中だけと
なるだろう。
けれど、震災と震災が引き起こした数々の災厄 、私たちの命や未来
までも対価となっていることを承知していながらこれまで目を背け続けて
きたものをもういちど検証し、今後どんな暮らしを選んでいくのかを
あらためて考え、首都圏直下震度7とまで予測されるまでに至った近い
将来
の地震についても、あわただしい日常生活のなか目にとめることの
なかった身の周りの減災など、薄い知識を少しでも補強する日としたい。
よき週末を。
※昨年3月5日、静岡県沼津市の海岸。
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