福島県の天栄村から会津の磐梯町へ向かう途中で
会津若松市街を通過するので、会津若松の有名な蕎麦屋さんの
『桐屋 権現亭』でお昼にすることにした。

桐屋権現亭 店内の様子店内の様子
桐屋権現亭

ここは観光客で賑わう店で、料金設定もかなり高い方だが味もいい店だ。
こだわりのそばの中から、その年の一番良いそばを選び
石臼で挽いた十割そばである『会津頑固そば』を注文した。

会津頑固そば会津頑固そば

料金は一人前で1,500円とそばの単品としてはかなり高額だが、
レタスのサラダとキュウリの浅漬けが付いていて、
薬味のワサビには生のワサビを使っていることを考えると
ギリギリ許せるところか。

ワサビは生をおろす
ワサビは生をおろす

新そばの時期と比べるとやや物足りないが、
味も香りもしっかりしており美味しくいただくことができた。



帰りは磐梯山の麓にある押立温泉の『住吉館』で入浴させてもらうことにした。
ここは大正の時代に開湯された湯治場だった旅館だが、
2年ほど前に浴室が改装されて新しくなった。

押立温泉住吉館押立温泉住吉館

源泉は無色透明の単純泉と空気に触れると濁り湯になる
ナトリウム−炭酸水素・塩化物泉の2種類があり、
各湯舟ごとにそれぞれが違う色をしたお湯になっている。

内湯は二つに仕切られている
内湯は熱湯とぬる湯の二つの浴槽に仕切られており、
熱湯は無色透明だがぬる湯の方は少し濁った色をしている。

左が熱湯で右が塗る湯左が熱湯で右がぬる湯

すぐ外には屋根のある半露天風呂があるが、
こちらのお湯は白濁というまで白くは無いが、
灰色に濁っていて温度はかなりぬるい。
いずれも源泉掛け流しのお風呂で、湯舟が広くないので
浸かるたびにお湯が大量に溢れ出て非常に気持ちが良い。

半露天は灰色に濁っている半露天は灰色に濁っている

外の一段高いところには露天の庭園風呂があり、
こちらは混浴になっているそうだ。

お湯は無色透明で掛け流しになっているが、
湯舟が広いので浸かってもお湯がザザーと溢れ出るほどでもなく、
浮いている葉っぱや虫や毛虫がなかなか流れていかないので、
直ぐに内湯へ戻ることにした。


夜はランプの灯りで入浴する夜はランプの灯りで入浴する

日帰りの利用料金は800円。