新岩国で待ち合わせ。時間が充分あるので、駅前に一軒ある喫茶店で休憩することにした。店のおばさんにどこか見るところはないか、聞いてみたら、錦帯橋まで4キロほどだから、タクシーで行っても15分でいける、と説明された。わざわざタクシーに乗る気にもならないので、荷物を置かしてもらい駅周辺を歩いて見た。
新岩国はとても不便な駅で空港に直行するバスもない。ジーゼルのいつくるかわからないような、単線の鉄道があり、清流岩国という無人駅があるが、この鉄道ではJR岩国駅にたどりつくのがやっとで、とても空港へはいけそうもない。東京へ帰るには、新幹線で戻るのが一番よさそうだ。

駅から見えた造り酒屋の建物が唯一見物できそうなので、そこまで歩いて見た。大きな造り酒屋で、湧き水が出ている。車で湧き水を汲んでいる女性に、ここのお酒は有名ですか?と聞いたら、たぶん有名だという返事が返ってきた。

工場には、直売場もあって商品が展示されている。ここの代表的なお酒を読者プレゼントで買って帰ることにした。