富士山麓の本栖湖あたりを走っていたらイーハトーブの森の看板が目についた。宮澤賢治の小説に出てくる名前だ。賢治のふるさとは岩手だが、なにかこことは関わりがあるのだろうか?
看板に沿って、どんどんいくと富士山が目の前に一望できる所に、コンテナハウスのような食堂がある。

ちょうど昼飯も食べていなかったのでカレーでも食べようと一休み。
ここには、バイクのライダーたちが沢山集まってぐるぐる周りをめぐっている。仙台や大宮、千葉ナンバーのバイクもある。

お店の人にここの名前の由来を聞いたが、なんでも岩手でイーハトーブの森大会というバイクの大会があるそうで、ここにはいろいろなところからバイクの練習に集まってくるらしい。泊まるところは無くて、キャンプや車の中で寝泊りするらしい。
カレーはラッキョウと福神漬けが一杯ついていたのが、うれしかった。

帰り道本栖湖を見渡すパーキングに立ち寄ったが、すぐ下は青木が原の樹海。足元には、誰かを偲ぶのだろう花束が置いてあった。