夏休みもあとわずか。
東京からの日帰り圏で涼を、と箱根をドライブされたかたも
多いのでは?

先月下旬、箱根への出張ついでに湿生花園に寄った。


搭ケ岳を渡ってくる風に涼しさは感じるけれど、カルデラ湖の名残
である仙石原は木陰から出ると蒸し暑いことこの上なく、とまらない
汗にタオルハンカチが手放せない。
この日は東京も猛暑日を記録したと後で知った。

スカシユリ。ヒョウモンチョウ。

木陰ばかり選んで歩くうち、水辺でシシウド発見。原始的な姿に
感動し、元気も出たが…。


風景が靄にかかったように見える。湿度で曇ったのはカメラのレンズ、
それとも私の眼!?
まさか熱中症なんてとは思いながらも、2本目のペットボトルを飲み干し、
日盛りの木道に出るのはやめた。


何やら展示物の野外ブースを見つけて近寄ると…。
「夏の企画展 世界の食虫植物展」だそうな。観察できるよう、ルーペも
添えてある。
ミミカキグサにムシトリスミレ。

ウツボカズラ。生々しい…。

ハエトリソウには注意書きが。人間が介在し過ぎると疲れて死んで
しまう。

キャッチした虫を最終的に養分としてとりこむまでが観察できる
仕組み。
常に虫たちが寄ってくるわけではない。
じっとその時を待って効率よく食事をする花たち。
さまざまな色やかたちのものがあり、なかなかに見応えがあった。

丸い穴に顔を入れて記念写真?書き割りはご愛嬌。


31日まで開催。あと5日…ちょっと古い情報で申し訳ないm__m。

ポスターは、妖しさ漂うアールヌーヴォー風でした。


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この日は「リゾート物件情報」秋号の「マンション比較表」の
取材。

1970年代と1980年代に地元の老舗建築会社が仙石原エリアに
分譲した「箱根ヴィレッジ」と「ニュー箱根ヴィレッジ」と、
それぞれに個性ある2件をピックアップ。

どちらも他の大手分譲のマンションとは一線を画す庭園風な
敷地に建ち、それから、それから…?
詳しくは、9月5日発売の雑誌をぜひご覧ください。