新・現地調査日記

豊臣方５大名の一人岡山城主宇喜多秀家の墓が八丈島にあるとは知らなかった。関が原の合戦に破れ、徳川家康によって島に流されたようだ。３４歳から５０年ここで暮らした。秀家の身内の人も一緒だったようで、浮田の名前の人が多いのは、その子孫だろう。

近くに民家があり、そこに寄ってよくお茶を飲んだようで、その店が少し前までお菓子とお茶を出して喫茶店のようなことをしたと地元の人が話していた。

島流しの生活は、質素というか貧しいものだったろう。５０年間、不遇と考えただろうか、幸せと考えただろうか、仕事を終えて晩年を過ごすいまの高齢者には知りたいところだ。

学生時代に八丈島まで船で往復したときは、２等客室は、広い畳の部屋でそこに場所取りして雑魚寝だった。ところが、今は寝る場所は部屋ごとに分れ指定されていて、若い男性ばかり次々と入ってくる。間に挟まれるのがいやで、隣に誰もいない一番奥に変えてもらった。

御蔵島に着く朝４時ごろまでぐっすりトイレにも行かず寝ることができた。御蔵島からは船は揺れ始め少し気分が悪くなった。八丈到着は朝９時少し前雨が降っていた。

今回失敗はレンタカーが借りられなかったこと、修理工場に電話してやっと貸してもらった。待ち合わせも旨くいかなかったが、カーナビが故障していたのは大誤算。現地調査は、カーナビで目印を作り、公図・地図と照らし合わせ現地を見つける。カーナビが無いので途方にくれたが、人づてに探り出すことを決心した。最初は交番に飛び込んだ。普段着のおまわりさんが親切に場所を探り当ててくれた。次は地元の商店の方の物件だから電話で連絡をとり見ることが出来た。そこに郵便配達のお姉さんが来ていたので、公図と地番で何とか次の場所を教えてもらうことが出来た。更に次は、物件近くの住宅兼喫茶室でお茶を飲み聞いてみると、この方は都会に住んでいた元不動産関連の方で、公図で現地も教えてもらうことが出来た。何とか、人づてに聞きだすことができた。夜羽田空港に到着。

360度全天球画像で撮影した
物件No. 120475埼玉県皆野町・桜花の里　戸建の画像です。

皆野町は、北は長瀞、南は秩父、四方を山々に囲まれた一角に位置しています。
山林を渡る涼風、荒川清流の水辺など、自然の豊かさに常にふれることができます。
桜花の里は、桜の名所、蓑山（美の山）の近くにあります。
山頂にある美の山公園は、春から夏にかけて沢山の花々を楽しめます。
美の山公園の展望台からは、秩父市方面の夜景を一望することができ、気象条件によっては雲海も見ることができます。
周辺には、ハイキングコースが幾つかあり、雄大な景観をパノラマで楽しめます。

（物件の詳細はこちら↓）
http://reson-ltd.co.jp/database/database.cgi?cmd=dp&Tfile=Data&num=3508

現地になかなか出かけられない方も、これを見れば
まるで現地にいるような感じに（ちょっとだけ）なれます。

※自動で動いているのを止めるには、画面上にマウスを持っていくと動きが止まります。

●物件～外観～前の道路

120475外観と物件前の道路 - Spherical Image - RICOH THETA

●物件～玄関

120475　玄関 - Spherical Image - RICOH THETA

●室内～リビングダイニング

120475　LDK - Spherical Image - RICOH THETA

●室内～和室（８畳）

120475　和室（８畳） - Spherical Image - RICOH THETA

●室内～和室（６畳）

120475　和室（６畳） - Spherical Image - RICOH THETA

●室内～２階

120475　２階 - Spherical Image - RICOH THETA

※画像が見れない方は、動画画面左下の「ＴＨＥＴＡ］をクリックしてください。

※画像は自動に動いていますが、カーソルを画像の上に持っていけば
　自由に角度を変えてご覧になれます。

草ぼうぼうの荒れ果てたペンションだが、外壁や構造はしっかりしている。あたりは森林で昼でも薄暗い所だ。室内も荒れていて壁紙なども剥がれている。

2階の部屋にあがったとき、壁に茶色いものがあって、突然舞い上がってあたりを飛び回っている。よく見るとコウモリに違いない。部屋には、出入りできる隙間などみあたらないので、どこから出入りしているのだろう。きっと、厨房の換気扇の隙間などから出入りしているに違いない。

2階の部屋のドアは開いていたので、ここを閉めたらこのコウモリは外に出られなくなってしまうに違いない。だから、このままドアは開けておいた。
次の部屋に入ったら、コウモリも次の部屋まで飛んできた。きっと、配慮に感謝しているのだろう。

小出インターで降りると湯の谷温泉というところがある。南魚沼市は湯沢マンション群があるので、よく来るが小出インターはあまり利用しない。小さな温泉街で夏休みなのに人もまばら、旅館はそれでも結構大きい。立ち寄り温泉は、露天風呂が冷泉で冷たい。でも魚沼の夏は熱いので結構気持ちよく入れた。

付近には観光地になるようなものはなく、素朴で肩のこらない温泉街だ。帰りにスイカを買ったが1000円でおおきなのが買えた。

浅間溶岩流近くのペンションでお客様と待ち合わせ。早朝早く出たので時間的には余裕があった。ところが、鬼押し出し付近、浅間山4キロの範囲は通行止め。

カーナビ頼りで待ち合わせ場所を設定していたので、どうやっても待ち合わせ場所に近づかない。手元の地図は複雑で、どうもあてにならない。一旦反対側の草津方面からトライしたが、どんどん狭い山道に入り道もぬかるみだ。途中止まったら、もうでられない。もうダメだと思い、安全な場所に車を置いて付近を歩いたら偶然目的のペンションが見つかった。その後お客様もお見えになって何事もない様に現地立会いを終えた。
北軽井沢の街は近くなので、今度は広い道だけえらんで何とか到達できた。ここには、昔草津と北軽井沢を結んだ電車が展示してある。有名なものらしいので撮影してきた。

修善寺の物件の内にある夏みかんの木、もう時期が過ぎていて下に落ちている。まだ、残っているミカンがあったので、食べられるかどうか、わからないがもったいないのでもらってきた。

秩父や修善寺の山奥に行ったので、車はあちこち傷だらけ、今回はバックして右後ろをかなりへこました。保険も使いたくないし、修理も一ヶ所6万円ほどで馬鹿高い。

自宅近くの板金屋さんに後ろだけでも何とかしてくれないかと頼んだら、1万円少しで直してくれた、しかも休みを返上して。困っているとき助けてくれる、これぞ、プロだと思う。

秩父鉄道の浦山口駅近くに不動尊があり、そこで不動の水が汲めそうだ。ちょっと遠回りして、探し出したら、ネットで調べて来たという先客がいた。

ところが、帰りかけたら小さな社があり、そこが不動尊だとわかったので、もう一度水を汲みなおした。

近くには、ミューズパークという秩父市の公園があるので、遠回りして帰ることにした。このミューズパークは、とても大きな公園で、ギリシャ風の建物もあり、文化・芸術・スポーツなどの立派な施設がある。今まで見た市営公園としては最大級のものだ。秩父市の高台にあり、市民が全部ここに集まれるほどの広さだ。