2010年08月 09日
群馬県 川原湯温泉 共同浴場 王湯
王湯は800年前に源頼朝によって発見されたと伝えられており、
源氏の紋所「笹竜胆」が建物正面に掲げられている。
そして王湯の源泉は今も川原湯温泉の湯元となっている。
この温泉街の建物は八ッ場ダムが完成すれば湖に沈んで
しまうことになっていたので、近年は改築も新築もされず、
かなり老巧化しているように見える。
王湯も相当古いようだが、それなりに情緒のある建物だ。
入口で料金の300円を払って、まず渡り廊下を通って
別棟にある露天風呂に入ることにした。
急な階段を下りていくと、入口のドアも仕切りもなく、
突き当たったところがそのまま脱衣所になっている。
脱衣用の棚は十以上に仕切られていたが、
湯舟を見ると3人も浸かれば満員になってしまいそうな大きさだ。
掛け流しだが源泉が80度前後と熱いので、温泉と共に
冷たい水も掛け流しされていて、お湯は少し温過ぎる感じだったが、
温いお湯が好きなのでゆっくりと浸かることができた。
樹木に囲まれているので眺望は開けていないが、強烈な直射日光が
広葉樹の葉に遮られ、柔らかな木漏れ日に変わり、非常に気持ちが良く
湯舟に浸かりながら昼寝してしまいそうだった。
露天風呂と内湯は別の建物になっているので、内湯に浸かるには
一度服を着て戻らなければならない。
面倒だと思ったが身体と頭を洗いたかったので内湯にも入ることにした。
本館に戻り階段を下りると男女別に脱衣所があり
石に刻まれた看板が付けられていた。
浴室は脱衣所から更に下がったところにあり、
裸で階段を下りていくと湯舟がある。
こちらもお湯と水が掛け流しにされているが、湯口が3箇所あるそうで、
露天風呂ほど温くはなく適温に調整されていた。
施設そのものが古いので、明るい清潔なイメージはないが、
どことなく郷愁を感じさせてくれ、山の中の鄙びた温泉らしい
風情のある建物で、ダム建設が取り止めになり、湖に沈むことなく、
このまま、古いままで残って欲しいと願っている。
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2010年08月 07日
原爆投下時間に広島に到着
早朝羽田を経って広島空港に。
送迎バスでレンタカー会社に着くと、原爆記念日の実況がラジオから流れている。
何時に原爆は落ちたのですか、と受付のかわいい女性に聞くと、
「八時十五分です。黙祷をしました。」
淡々とした答えにただ沈黙するしかなかった。
八時二十一分に空港の外に出たのだから、飛行機が空港に着いたのは
八時十五分頃だ。
何か意味があるのかも知れないと思い、帰りに平和記念公園に寄ってみた。
外国人も大勢いて、交通渋滞もあったが、初めての原爆ドームだった。




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2010年08月 05日
宮城県 遠刈田温泉 壽の湯
蔵王の現地調査の帰りに遠刈田温泉に寄ってきた。
遠刈田温泉には神の湯と壽の湯のふたつの共同浴場があるが、
前回は神の湯に浸かったので、今回は壽の湯へ入ってみた。
建物はヒノキかヒバで造られているが、神の湯と比べると小さな建物だ。
浴槽や浴室の床は石のタイル張りになっているが、その他は全て木造で
どこか懐かしい風情のある建物だ。
湯舟は細長い長方形でやや茶色がかった透明なお湯が掛け流しにされており、
湯舟の縁からどんどん溢れている。
湯舟に浸かると、自分の体積と同じ量のお湯が一気にザァーと溢れて
非常に贅沢な感じがする。
泉質は神の湯と同じくナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉だが、
お湯は熱いのであまり長くは浸かっていられないのは残念だった。
共同浴場なのでシャンプーや石鹸は置いておらず、
洗い場にはシャワーもないが入浴料は300円と安く、お得感がある。
年中無休で営業しているそうだ。
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2010年08月 04日
茨城牛伏古墳群
常陸大宮の近くは古墳が多いらしい。
6世紀後半のものだという。
水戸市内原の「くれふしの里古墳公園」にある「牛伏古墳群」は、
茨城県内でも有数の古墳密集地だ。


「牛伏古墳群」は綺麗な公園になっているが、誰もいなかった。
中央には「はに丸タワー」という埴輪の塔が立っていて、
階段で上れるようになっている。


この「はに丸タワー」は全長(身長?)17.3mで、日本一大きな埴輪ということだ。


6階ぐらいのところには、「希望のはにわ」という埴輪の顔があり、
手を入れると古代のメロディーが聴けるらしい。
ローマの休日の一場面を思い出して、なかなか良い発想だと思ったが
故障していて残念。


一番上は展望台で遠く筑波山も見える。
規模も大きくよく整備されているのだが、階段などが鉄製でなく
木質だったら良かったのにと思った。

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2010年07月 28日
北海道 こぶしの湯 あつま(厚真)
日高から千歳へ向かって走行していると
「こぶしの湯」の看板が目に付いたので寄ってみることにした。
町営の施設で、同じく町営のスポーツ施設を利用した
合宿等のための宿泊施設も併設されている。
お風呂は入浴料が500円で、
サウナ・露天風呂・泡風呂・ジェット風呂・打たせ湯等があるが、
ラドン浴室の表示があったので、天然の温泉ではないようだ。
それでも、内湯からも露天風呂からも北海道らしい広々とした景色が望め、
気持ち良く浸かることができた。
風呂上りには、北海道限定販売のキリンガラナというドリンクが売っていたので
飲んでみた。
北海道ではコカコーラの発売が他地域より遅かったので、
私が小学生の頃はガラナドリンクの人気は高かったことを思い出した。
チョット独特の薬のような臭いと甘みは昔と変わっておらず懐かしい味がした。
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2010年07月 18日
石川県小松市 安宅の関と創作料理屋
小松空港近くの安宅関に寄った。




駐車場の前に、和風創作料理の店があったので寄ってみた。
鰹のたたき定食を頼んだが、量が多くて食べきれなかった。
あらかじめ、量が多いので減らしましょうかと言われていたのだが、
欲張ってそのままたのんでしまった。


世田谷出身のオーナーで、最近お店を出したようだ。奥さんや娘さん、
家族みんなで親切に応対してもらった。

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2010年07月 14日
福島県大玉村 アットホームおおたま
安達太良山の麓に福島県民の森「フォレストパークあだたら」という広大な
森林体験施設があり、隣接して村営の温泉施設「アットホームおおたま」がある。
宿泊施設も兼ねた大きな建物だが、温泉の施設は思ったより小さくて、
チョット期待はずれだった。
露天風呂やサウナはなく、内湯だけで、
湯舟も5人も浸かれば一杯になってしまうほどの大きさだ。
洗い場もカランが七つほど並んでいるが、浴槽との間が狭いので、
誰かがシャワーを使っていると湯舟まで水滴が飛んでくる。
あまり気分の良いものではなかった。
泉質はアルカリ性の単純泉で、浸かっていると石鹸を洗い落とすのを忘れたのか
と思うほどのヌルヌル感のあるいいお湯だったので、
もう少しゆとりのある造りにしてくれていれば満足できたのにと残念に思った。
入浴料は400円と良心的だったが…。
●アットホームおおたま → 公式サイト
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2010年07月 13日
盛岡・啄木の新婚の家
盛岡駅の近くに石川啄木が挙式し新婚生活を送った借家が保存されている。
誰も人がいない勝手に見てよいところで、前の駐車場に止めてゆっくりと中を見た。




挙式といっても、啄木は5月30日当日現れず仙台で友人と遊んでいて、
そのまま渋民村に行って、妻節子と友人だけの挙式だった。
4日後にここに来たのだが、両親と妹も一緒の新婚生活だった。


かなり」広い家だと思ったが、どうもこの家全部ではなく、
奥の8畳と4畳半、出入り口だけを借りていたのではないだろうか?
説明には何も書かれていないが、2週間ほどでここを引き上げていること、
啄木が出入りしたのは、裏の玄関と説明されているから、
5人が生活する環境ではなく、広い部屋は借りていなかったのだろうと推測する。


盛岡の啄木の施設はここだけだということだ。
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2010年07月 11日
角館 俳優・山谷初男さん宅訪問
早朝、新幹線こまちで角館に到着。
駅からそう遠くないところにある俳優山谷初男さんの別荘と小劇場を訪れた。
山谷さんは角館出身で、駅前にあるやまや旅館がもともとのご実家。
時々角館に帰って、別荘や小劇場の手入れをされている。親切に迎え入れて
いただき、コーヒーもご馳走になりました。


小劇場の看板は永六輔さんがお書きになったもので、昔のやまや旅館を移築
して作ったという立派なもの。

今回、この物件の売却をされるということでの訪問。別荘についても売却を
予定されています。
後日、Webに掲載しますので注目してください。

角館は武家屋敷もある歴史文化の薫り高い落ち着いた町です。


稲庭干うどんの本場ということで昼ごはんを食べました。


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2010年07月 09日
奥飛騨温泉郷 ひがくの湯
奥飛騨温泉郷の新穂高温泉にある
「ひがくの湯」という立ち寄り温泉に行ってきた。
奥飛騨温泉郷には他にも沢山の公共温泉や露天風呂があるが、
新しそうな施設だったので寄ることにしたのだ。
入浴料の700円を支払って入ってみると、内湯はなく、
露天風呂と洗い場だけの施設だった。
湯舟はある程度の広さがあるのだが、
湯舟の直ぐ周りを高い塀で囲まれているので圧迫感があり、
露天風呂らしい開放感はない。
塀の上の方に錫杖岳上部の岩肌は見えるが、
目の前には黒い塀が見えるだけで、眺めも良いとはいえない。
無色透明の単純泉が掛け流しにされていて、温泉の質等に不満はないが、
冬の寒い時期や雨天時のことを考えると、内湯は必要だと思う…。
お風呂の他には、広い休憩室があり、レストランが併設されていて、
飛騨の郷土料理も味わえるようになっている。
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