2009年09月 18日
博多駅その1. ごぼう天うどんとの出会い
慌しい旅にくたびれ気味の私の胃袋は、駅構内のレストランをあまり歓迎
しなかったけれど、乗り換えの時間も少なかったし、この先、新幹線で
冷たい駅弁を食すよりはと、温かい食事を求めてショーケースを覗き込んだ
(ピンボケご容赦)。
九州らしく、皿うどんがある。生ビールセットは、出張戦士用?
鮭炒飯の鮭は、九州ではエキゾチックな食材とか。
意外にも、博多ラーメンは扱っていなかった。カフェだしね。
目に留まったのが、ごぼう天うどん。
そういえば、学生時代、九州北部の出身者から、かの地ではおなじみの味
と聞いたっけ。
ごぼう天うどん、ショーケースの中では、海老天うどん、かき揚げうどん、
肉うどんと十把一絡げの扱いで、色鮮やかな皿うどんなどと並ぶと
見過ごしてしまいそうだ。
見栄えはイマイチだし、第一、うどんの上に薩摩揚げが乗っているなんて、
おでんの出来損ないみたいで気色が悪い(失礼)。
でも、せっかくだし、チェックしよう。500円と、価格も安価だ。
席に着いて店の人に所望すると、単品ですか?とわざわざ確かめてきた。
だって、何と組み合わせたらよいのかわからないではないか。
ほどなく、目指すうどんが運ばれてきた。
つゆは、西方らしい薄い色をしている。
麺の上には薄切りのかまぼこ、博多葱、薩摩揚げではなく笹がきごぼうの
天ぷら。
パチリとして、頂いた。
ウン10年ぶりに思い出した幻のうどんは、出汁のきいたあっさりしたつゆ、
ふわふわと頼りないくらいに柔らかい麺、ゴツゴツしたごぼうの天ぷらの
取り合わせが互いを引き立てあって、なかなかに深い味わいだった。
うどん、博多ではうろんと発音されているそうな。
地元で長く愛されているものは、お疲れの胃袋にも優しかった。
しなかったけれど、乗り換えの時間も少なかったし、この先、新幹線で
冷たい駅弁を食すよりはと、温かい食事を求めてショーケースを覗き込んだ
(ピンボケご容赦)。
九州らしく、皿うどんがある。生ビールセットは、出張戦士用?
鮭炒飯の鮭は、九州ではエキゾチックな食材とか。
意外にも、博多ラーメンは扱っていなかった。カフェだしね。
目に留まったのが、ごぼう天うどん。
そういえば、学生時代、九州北部の出身者から、かの地ではおなじみの味
と聞いたっけ。
ごぼう天うどん、ショーケースの中では、海老天うどん、かき揚げうどん、
肉うどんと十把一絡げの扱いで、色鮮やかな皿うどんなどと並ぶと
見過ごしてしまいそうだ。
見栄えはイマイチだし、第一、うどんの上に薩摩揚げが乗っているなんて、
おでんの出来損ないみたいで気色が悪い(失礼)。
でも、せっかくだし、チェックしよう。500円と、価格も安価だ。
席に着いて店の人に所望すると、単品ですか?とわざわざ確かめてきた。
だって、何と組み合わせたらよいのかわからないではないか。
ほどなく、目指すうどんが運ばれてきた。
つゆは、西方らしい薄い色をしている。
麺の上には薄切りのかまぼこ、博多葱、薩摩揚げではなく笹がきごぼうの
天ぷら。
パチリとして、頂いた。
ウン10年ぶりに思い出した幻のうどんは、出汁のきいたあっさりしたつゆ、
ふわふわと頼りないくらいに柔らかい麺、ゴツゴツしたごぼうの天ぷらの
取り合わせが互いを引き立てあって、なかなかに深い味わいだった。
うどん、博多ではうろんと発音されているそうな。
地元で長く愛されているものは、お疲れの胃袋にも優しかった。
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