立秋どこ吹く風、ニュースでは、今日午後、東電管内の電力消費量が
90%を超えたと報じていました。
お盆の休み明けと今夏の最高気温とが、一気に電力需要を押し上げた
のでしょう。

北信州に位置する飯綱東高原に滞在中です。
野鳥のさえずりとともにすがすがしい朝を迎え、日中はエゾゼミの大合唱、
夕暮れにはヒグラシを聴いています。
蜂が唸り、蛙が鳴き、夏の森は賑やかです。
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入道雲はもくもくして、紫外線は刺すようなきつさですが、最高気温で
28℃くらい。緑陰は湿っぽくひんやりしています。

散歩の途中で、咲き誇る夏の花たちを数多く見ました。
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茸も蝶も、精いっぱい夏の仕事に励んでいます。
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毛虫も…。
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首都圏でこの夏に「少ない」と騒がれている蝉は、ここではむしろ
多いような。
新しい抜け殻と命の尽きかけた個体が渾然一体となっています。
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青い毬栗。
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ただ、午後になると雷鳴とともに激しい雨になるので、散歩は
朝のうちに済ませるようにしています。
雨の後は夏を脱ぎ捨てたように涼しくなりますが…。

秋の七草の一つ、萩の花も咲き始めています。
こちらでは今日、新学期の始まった小学校も多いとのこと。明日は
最低気温20℃を切る予報が。


季節の節目とはいえ首都圏ではまだまだ続く残暑、皆さまくれぐれも
ご自愛くださいますよう。