御嶽明神温泉やまゆり荘は御嶽山の麓、
開田高原保健休養地(別荘分譲地)にある日帰り温泉施設だ。

御嶽明神温泉


泉質はナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩硫酸塩温泉で
本来は無色透明のお湯なのだが、鉄分が多いので空気に触れると酸化して
茶褐色になる。(御嶽山周辺に湧く温泉は茶褐色の温泉が多い)

茶褐色のお湯

御嶽山を間近に望む大きな露天風呂があるが、
日替わりでこの日は女性用になっていたのは残念だが、
内湯も露天風呂も御嶽山を眺めながらの温泉浴を楽しめ、
掛け流しにされたお湯が湯舟から溢れ出ていて気持ち良く浸かることができた。

露天風呂

個人的には濁り湯よりは無色透明のお湯の方が好ましいとは思うが…
(お湯が濁っていると湯舟の底が見えないので、最初の一歩が非常に不安だ)

露天風呂2

昼食を食べておらず空腹だったので併設の食事処で食事をすることにした。

お食事処

丁度、夏の新蕎麦(一般的には秋の新蕎麦の方が知られている)の
時期だったので、当然蕎麦を頼むことにした。
蕎麦どころと言われる木曽の中でも開田高原は北海道並みの冷涼な気候で
寒暖差が大きく、水はけの良い火山灰地と相まって良質な蕎麦が育つことが
知られており、この地域へ来たときは蕎麦を食べることに決めている。

新蕎麦とイワナの定食

手打ちの細い面を最後に木曽の冷たい水でぎゅと締めた美味しさは格別で
東京では味わえない。
今日はイワナの塩焼きが付いた定食を頼んでみたが、
思ったより小ぶりのイワナで少しがっかりだ。

新蕎麦

15センチ程の大きさは、渓流釣りではキープするかリリースするかの
ぎりぎりのサイズで、釣果の好調な日はたいてい釣ったその場で
リリースしてしまう大きさで、塩焼きなら20センチは欲しいところだ。

イワナの塩焼き

味については文句はなく美味しくいただいた。
勿論、ざる蕎麦も非常に美味しくいただきました。

このやまゆり定食は1500円。

毎週火曜日が定休日で入浴料は600円。
営業時間は朝10時から夜9時まで。