久し振りに琵琶湖へ現地調査に来たので
比叡山の麓、坂本にある本家鶴喜蕎麦へ行ってきた。

本家鶴喜蕎麦 風格のある建物

鶴喜蕎麦は創業が享保初年といわれ、
実に280年の歴史を持つ老舗中の老舗だ。
入母屋造総二階の堂々たる建物は築後130年近くになり、
文化庁から登録有形文化財に指定されている。

入母屋造総2階建 登録有形文化財の建物

京都・滋賀辺りでは非常に有名な店で、いつも大勢の来客で賑わっているが
開店時間の午前10時に行ってみたら、他には6人のお年寄りのグループだけで、
すんなりと入店できた。

歴史を感じさせる店内 1番のり

1番に入店し、ざるそばの大盛りを1番に注文したので、
1番先にそばが出てきたが、間違いなく朝一番の打ちたてのそばだが、
大盛りではなく並盛りではないのかと思うほどの量で少しがっかりした。

ざるそば大盛

ざるそばといっても海苔も掛かっておらず、
薬味のワサビも生ワサビではなかった。
これで1100円は高く感じた。(ちなみに並盛りは890円だ) 

海苔はのっていない 田舎風の手打ち蕎麦

田舎風の手打ちそばだが、時期が良くないせいか、
そばの香りはあまり感じられず、手打ちにしてはこしのないそばだった。
そばつゆも関西にしては濃くて辛い味で、これも私の口には合わなかった。

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名物に何とかとは云われているが、結構期待して行ったので残念だ。