苗場のあるマンションの中でも一番高層のマンションが苗場タワーだ。
湯沢の帰りに、マンションの大浴場で一風呂あびて帰ることにした。

null

大浴場は誰も入っていないので貸し切り状態。
ノンビリゆったりお湯に浸ることができた。

null

風呂から上がるとトイレに行きたくなった。
トイレは、大浴場入り口のドアを開け一旦外にでた向かい側にある。
暖簾もあることだし、何も持たずに靴だけ履いて、裸のままトイレに飛び込んだ。

null null

用を済まし、大浴場に入ろうとしたら、嫌な予感。
ドアが閉まって開かない。
電子錠であけることになっているのだが、電子錠は洋服の中。
一旦入っていたのだから、開けけてくれるハズだと・・・、
馬鹿なことを考えたが、もう開かない。

大浴場入り口で素っ裸で立ち往生、風呂場には誰も来そうに無いし、
暖簾の前を通りがかる人もいない。
どこにも行くことは出来ないが、もうフロントに駆け込むしかないと決断した。

null 

フロント前は広いロビーだが誰もいないはずだ。
靴だけの素っ裸のまま、フロントで呼びかけたが、時間外で反応なし。
もう一度、暖簾の陰に隠れて立ち往生。
ズーットこのままになるかも知れないと思っていたら、
エレベーターのチンという音。
女の人でないことを願ってエレベータの開くのを待つと中から中年の男の人。
一瞬ぎょっとした顔をしたが、事情を説明したらわかってくれた。

電子錠でお風呂場のドアーを開けて貰い、
冷えた体をもう一度お風呂で温めて帰ってきた。

null