午後3時過ぎに白河ICに到着、白河の名物は白河ラーメンと蕎麦らしい。蕎麦屋を探したが、どこも支度中でやっていない。ようやく見付けたお店で天丼付の定食830円を頼んだ。ここは、法事などにも使える本格的な料理を出すところ。てんぷらも蕎麦も茶碗蒸しも本格的でおいしかった。おまけにコーヒーも飲み放題、830円は安い。

食事の跡に南湖公園に行って見ることにした。途中、戊辰戦争の戦死者の碑があったので寄ってみた。白河口の戦いは、戊辰戦争の中でも激戦地だった。兵力に勝る会津・仙台藩が、白河城を奪還できず、この戦い以降、列藩同盟は新政府軍の進行を食い止めることは出来なかった。道路を挟んで、会津藩と長州藩の碑が立っている。

近くの南湖公園は、老中首座で寛政の改革を行った松平定信の別荘で市民の憩いの場となっている。定信は田安家の子で江戸城で生まれたらしい。もともと、士民共生の理念を抱く名君だったようだ。