九十九里海岸の白子海岸近くは温暖で別荘も多いが、空き地や空家も目立つ。分譲地にのこのこ歩き回っている犬がいて、足でしきりに体を掻いている。毛は無くなっていて赤い皮膚で覆われていてみじめな姿だ。でも犬じゃないようだ。たまった水を飲んでいるので近寄ってみたが逃げる気配もない。この有様では、どうやって生き延びていくのだろう。やたら汚らしいから、エサももらえないんじゃないだろうか。
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九十九里白子にくると智恵子抄のチドリの舞う海岸に行ってみたくなる。病で正気の無くなった智恵子が舞うように海岸でチドリを追う、高村光太郎の詩にある海岸だ。
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今日はとても穏やかな波が立っていた。
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