このところ出張先であちこちの蕎麦屋さんへ入ってみるが、
私の口に合う味に巡り合わない。
だからと言うわけではないが、東京でもほぼ毎日のように
「蕎麦屋さんに通っている。

美蕎

何軒かの行き付けの店があるが、今、一番気に入っているのは
池袋にある石臼挽き・十割手打ちそばの店、美蕎だ。

石臼挽き・十割手打ちそばの店

普段、蕎麦屋さんを探す時は
看板に十割か手打ちと表示されている店をメドにしているが、
両方にプラスして石臼挽きとまで書いてあるのに釣られて入ってみたら
非常に気に入ってしまい週に三日は通っている。

せいろの大盛り 十割だが滑らかでのど越しがいい
せいろの大盛り           十割だが滑らかでのど越しがいい

せいろが一枚630円(大盛りはブラス310円)と
都内の十割手打ちそばとしては格安だ。

塩がお奨めとのこと塩がお奨めとのこと

中太に切り揃えられたそばは、十割蕎麦特有のボソボソした感じは全く無く、
滑らかでのど越しの良い私好みの味だ。
薬味には塩も付いてきて、『塩で食べてみて下さい。』と奨められるが、
私はそばつゆの方が好きだ。
そばつゆも丁度良い味加減で、つゆだけで飲んでも美味しく感じる。
東京の蕎麦通には非難されるかもしれないが、
そばつゆをタップリと付けてワサビを少し多めにのせて味わうのが好きなので、
ここのそばつゆは私にピッタリだ。

精進天せいろは並盛り1050円 荒挽きのせいろもある
精進天せいろは並盛り1050円       荒挽きのせいろもある         


また、そばを食べ終えた後の蕎麦湯は土瓶で出てくるのだが、
重湯かと思うくらい白濁していて濃く、得をした気持ちになる。

濃くて美味しい蕎麦湯濃くて美味しい蕎麦湯

普通の蕎麦湯に蕎麦粉を足して作っているらしく、
手間を惜しまない経営姿勢も好ましい。