今日は早朝から熱海市に向かう。西湘道路石橋ICを下りて湯河原に向かう海岸道路を通っていると右側高台に根府川駅が見える。熱海に向かいながら今日どうしても根府川駅に呼ばれているような気がして帰りは寄りたいと思った。午前中現地調査が終わったので海岸沿いの有料道路を使わず、山沿いの一般道路で無人駅の根府川駅に到着。
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1923年9月1日関東大震災があり、ここ根府川駅に停車しようとした列車が崩れた土砂に巻き込まれて海に転落した。8両のうち後2両を残して海の中に沈んでしまった。死者行方不明110名以上、遺体のわかったのは5名のみ。こんな大惨事のあった駅だが、花の美しい海の見える駅として東海道線の景勝スポットとなっている。駅には関東大震災で亡くなった方の慰霊碑もある。
それにしても不思議だ。熱海市に向かいながら根府川駅に呼ばれるように立ち寄ったのだが、その日が大惨事のあった99年前の同じ日だとは。
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