2010年11月 30日
内房金谷 海辺の湯
館山から国道127号線を北上していると金谷港を過ぎたところの海沿いに
天然温泉『海辺の湯』という立ち寄り温泉がある。
入浴料は750円と民営の施設にしては高くない。
内湯と露天風呂があるが、どちらも5人ほど浸かると満員になりそうな大きさだ。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉で神経痛、筋肉痛、関節痛などに
効能があるそうだが、お湯の色が黒い色をしており、やや抵抗を感じる。
目の前が東京湾で内湯からも露天風呂からも、湯船に浸かりながら
素晴らしい景色を眺められ、
空気の澄んだ日には正面に富士山を望むこともできるので、
本来ならばゆっくりと浸かって東京湾の景色を堪能するところだが、
長湯をすると身体が黒い色に染まりそうな気がして、早々に上がることにした。
とにかく眺めが良く、夕景も素晴らしいそうなので、
黒いお湯でも気にならない人にはお勧めの温泉だ。
温泉の隣には『漁師料理かなや』が併設されていて、
新鮮な魚介類を使ったメニューが150種類以上あるそうだ。
その中に島寿司があったので食べてみることにした。
島寿司は醤油漬けにされたネタでにぎられ、
ワサビではなくカラシが使われている。
八丈島で二年越しに島寿司を食べ損なっていたので、
迷わずに注文することにした。
しかし、メニューをよく見ると島寿司の横に半島寿司というのがあり
味噌漬けのニギリだと書いてある。
こちらも気になって迷ったが、どちらもハーフのメニューがあり、
ニギリがそれぞれ5カン付いている。
ネタはマグロ、ヒラメ、タイ等、まったく同じなので食べ比べるには丁度良い。
どちらも美味しくいただいたが、味噌漬けよりは醤油漬けの方が、
一般のニギリ鮨に近い味がした。
ワサビ好きな私としては、やはり江戸前のにぎり鮨が好ましいと思った。
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2010年11月 30日
変わりゆく青山通りvol.8
表参道の電飾 明日から
昨年植えられた、青山通りの若いケヤキ並木の近影。
青山通りと交差する表参道では昨年、11年ぶりにケヤキ並木のイルミネーション
が再開された。今年は明日から点灯が始まる。
今年は、すっかり葉の落ちた木、まだまだ黄葉が残るケヤキたちの枝先まで
LEDが取り付けられた。よりきめ細やかな輝きを目指すという。
ユニオンチャーチのウィンドウには、馬小屋で、かいば桶の赤ちゃんキリストを
見守るマリア、ヨハネ、三博士のシーンがお目見えした。
先日お伝えした、キャットストリートのりんごの木は、今秋、実がなることは
なかった。丈も伸びたし、しっかりと添え木で支えられているから、ゆっくり
大きくなるのだろう。■キャットストリートにりんごの樹
クリスマス商戦という、最も人工的な華やぎシーズンに突入した表参道だが、
一方で、巨大な覆いの中で、モリハナエビルの取り壊しが進む。
今はなき同潤会アパートと並んでこの通りの”象徴"だった同ビル。
解体されるとは!
予想だにしなかった昨夏の姿。
★青山通りの変貌の過程は下記に。
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2008年 1月の日記は… vol.1
2008年12月の日記は… vol.2
2009年 2月の日記は… vol.3
2009年 4月の日記は… vol.4
2009年 5月の日記は… vol.5
2009年11月の日記は… vol.6
2010年 7月の日記は… vol.7
カテゴリー: 東京・表参道スケッチ
記入者: koba
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2010年11月 29日
仙台・牛たんやき「山上(ヤマジョウ)」
杜の都、仙台に行ってきた。
私の仙台のイメージは、
笹かまぼこ・牛タン・白松がモナカ・萩の月だ。(全部食べ物・・・ (^-^; )
夕食に牛タンを食べようと思い、
有名店の利休や太助を覗いたが、週末ということもあって観光客も多く
開店時間の5時にはすでにどの店にも行列ができていた。
開店直後だし並んでいても時間がかかりそうだったので、
街のあちこちで手に入る牛タン店マップを見ていたら、
近くに「山上(ヤマジョウ)」という良さそうな店があったので、行ってみると、
ビルの地下一階にあってわかりにくいせいか、
観光客の行列もなく、すぐに入ることができた。
まず、牛たん焼を注文。
肉厚でやわらかい牛タンは、口の中いっぱいに肉の旨みが広がってくる。
思わず、2皿目を追加注文。
新鮮な肉でしかできない牛たんユッケは、辛口のタレが食欲をそそる。
牛テール焼も、塩と胡椒がほどよく、ペロリと食べれて
一皿では物足りないくらいだった。
牛たんつくねは、ジューシーで歯ごたえが良く、肉の甘みと塩味がちょうど良い。
牛タンと言えば、なぜだか麦飯とトロロ。
焦し麦飯は、焦がした麦粒の香りが良く、トロロとの相性バツグン♪
すべて美味しかったが、
一番感激したのは、テールスープ。
普段、テールスープには胡椒を少々入れて飲むのが好みなのだが、
この店のテールスープには、何も入れる必要はなかった。
そのまま飲むのが一番だと、一口飲んで感じたからだ。
こんな風に感じるのは、めったにないことだと思う。
日本酒や焼酎の種類も多く、お酒の好きな人も満足できるだろう。
価格も比較的安い方だ。
もし、近くに勤めていたら、ランチタイムに通うだろうなー。
店内も落ち着いていて、居心地が良く、
次回来る時には、じっくりと腰をすえてお酒を飲みながら食べてみたい。
満腹&満足で東京に戻ることができた。
P.S.
会社の同僚へのお土産には、萩の月。
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2010年11月 25日
姫路港⇔小豆島 フェリーで往復
朝7時前・品川発の新幹線で姫路に。
姫路港までバスを使い、港から小豆島の福田港行きフェリーに乗る。
すでに沢山のバスや乗用車が待っていた。
港への到着予定は午後1時。
船内は、ひろびろとして綺麗だった。観光客で、結構混み合っている。
物件調査をしたらすぐにUターンしないと、その日のうちに東京に戻れない。
とんぼ返りで福田港を出ると、航路の途中で、辺りが暗闇になった。
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2010年11月 24日
古民家好き必見! 川崎市・日本民家園
神奈川県川崎市北部・生田緑地と呼ばれる丘陵地帯に、江戸時代の
民家を集めた「日本民家園」がある。
1967年に開館した野外博物館で、信越、東北、関東の民家から信州の
水車小屋、沖永良部の高倉、三重県志摩の歌舞伎舞台まで25軒が移築・
展示されている。※18件は国や県の重要文化財に指定。
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2010年11月 23日
上田市 ともし火博物館
このところ上田方面に出かけることが多いのだが、この「ともしび博物館」は
通り過ぎるだけだった。
ちょっと時間が空いたので立ち寄ってみたが、なかなか立派な施設だ。
入り口で、写真を撮っていいかと聞いたら、目的を聞かれ、営業目的だと
断られるので、趣味で、と応えたら、お断りします、と言われてしまった。
そこで、「リゾート物件情報」の取材です、と応え直したら、それなら結構です、
と。
館内にはランプや行灯、蝋燭などが展示されている。
ともし火に因む浮世絵、蝋燭やガス灯
行灯
もあり、解説の映画が上映されていた。
外には立派な庭園や茶室もあった。
館はひろびろとした公園に囲まれたエリアにあり、一見の価値はある。
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2010年11月 20日
箱根・宮ノ下 「 ての湯」
この時期の現地調査の難敵は秋の夜長。
午後4時半になると暗くて写真が撮れない。
現地近くについて、正確な場所を突き止めているうちに、
30分ぐらいは過ぎてしまう。そうすると、もう雑誌用の写真は撮れない。
せっかく、遠くまで来て、再度、来なければならなくなってしまう。
今回もそんな具合なので、調査先に近い箱根・宮ノ下の立ち寄り温泉・
「ての湯」に浸ってから帰ることにした。
加温なしの源泉掛け流し、泉質はとても良かった。
箱根の山を望む露天風呂もいい雰囲気だ。
午後6時45分の終了時間は少し早い気がするが、休憩室もあって
施設的には立派だ。平日1600円。
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2010年11月 17日
長野県上田市 美ヶ原に寄ってみた
上田市武石の「美しの国」の帰りに、足を伸ばして美ヶ原に上ることにした。
標高2000mのこの高原には、もう40年以上前の高校生の時に来たはずだ。
日常を離れて触れる草原や白樺といった美しい自然への感動、当時さわやか
だった、口もきけなかったクラスメイトへの思いに包まれ、来たような気がする。
今は、遊園地のような美術館が頂上を占めていて、昔の思い出が甦ってこない。
広い草原や高原から見下ろす周囲の山々が、かすかに美ヶ原の面影を残す
だけで、すっかり観光化されてしまった。
もう昔のようには戻らないのだと、白樺湖方面に抜けて帰るのを諦め、
元の道を引き返した。
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2010年11月 10日
長野県 佐久のイルミネーション点灯式
2年ほど前に見た佐久市のイルミネーションは、とても綺麗だった。
今日はたまたまその点灯式だというので、樫山工業の駐車場に車を停めて、
見に行った。
大勢の人が見に来ており、報道の人は壇上に上がって撮影している。
こちらも壇上に上がって撮影することにした。
主催者よりやや貫禄が落ちる佐久市長も来ていて、いっせいに点灯。
景気も回復したので、今年は白雪姫から、シンデレラに代えて気張った、
という主催者の説明があった。
長い敷地をふんだんに使ったイルミネーションは、来年の2月まで
点灯されるそうだ。
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2010年11月 05日
早朝の琵琶湖 漕艇場と石山寺
早朝6時でも琵琶湖畔では、釣りする人やカヌーを練習する人がいる。
湖を見ていると、昔歌った琵琶湖周航の歌が自然と出てきた。
♪われは湖(うみ)の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
のぼる狭霧(さぎり)や さざなみの
滋賀の都よ いざさらば
石山の駅から石山寺に向かった。
ここは、紫式部が源氏物語を書いたところとして有名だ。
行ってみるととても大きなお寺だ。
参道をしばらく行くと、料金所があって、
本堂や金色堂などは、料金を払わないとみることはできない。
時間が無いので、引き返してバスで駅に向かうことにした。
バス停の前は、琵琶湖から流れる川になっていて、
ここでもカヌーを漕艇している。
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2010年11月 02日
新潟県上越市
道の駅「うみてらす名立」の風車
新潟県上越市は、城下町の高田や港町の直江津など、さまざまな要素が
混ざり合う魅力的なまちだ。
「季刊・リゾート物件情報」の取材が終わると、ちょうどお昼どき。
日本海へ出て、名立にある道の駅「うみてらす名立」へ足を運んだ。
レストランや直売所だけでなく、日帰り温泉とホテルも備える。
平日ながら、駐車場は車であふれていた。
海鮮丼は、2階のレストランの看板メニュー。味噌汁と香の物つき。
ネタの新鮮さはいうまでもなく、なかなかのヴォリューム。ご飯もしっとり、
ツヤツヤ。
1階の直売所では、海産物はもちろん、野菜、季節のきのこも販売。
女カニとはズワイガニの雌。蟹はシーズンまでまだ時間があるためか(訪問は
10月上旬)、ロシア産の数量が勝っていた。
石鯛もお買い得。
この日は最高気温が25度と高く、カメラのレンズが曇る曇る…。
海側から見た外観。
日本海に沈む夕日の眺めが圧巻と聞いたが、海の眺望は併設のホテルに
占められ、レストランから海は望めないのは残念。
荒天の際は波をかぶりそうなほど海とまぢかに対峙する館の運営は、
旅行者が考えるほど簡単ではなさそうだけど。
浜へ出ると、施設の横に、風力発電の風車が一基、かすかな金属音を立てて
回っていた。
風車、2008年5月の日記 「黒姫の別荘族・御用達 新潟県上越市 「魚勢」」
でも登場したっけ。
その後、冬の落雷被害によって稼動休止に追い込まれるなどで、2009年度
時点の累積赤字は約1億5600万円に上る、と先ごろ新聞紙上で取り上げられて
いた。
健康被害を訴えるひとが出るなど、そこに暮らすひとびとが対立する東伊豆町
のようなトラブルが出ることなく、冬の日本海にも耐える頑丈なマシンが、充分な
量を安全に発電してくれるなら、言うことないのに。
改善の余地、大アリだ。
現在のところ、クリーンエネルギーの代表格と目される風力発電。
この先が気になります…。
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