2009年11月 06日
週明けの長野県北部 モンスター現る?
「長野県北部は午後から雪か雨になるでしょう」。
気象予報が的中した、月曜日の降雪。
飯綱高原でも、朝はよく晴れていた空がじょじょに雲に覆われたと思うと、
収穫が終わった蕎麦畑に霧が立ち込め、

2時ごろには紅葉をたたき落とすような激しい雹に。
雹はまもなく雪に変わり、降り積もっていった。
真夜中の窓に映った戸外の風景に慄然。
水分を含む雪がたっぷり付着した枝が重そうにしなうさまは、蔵王の
樹氷の別名であるアイス・モンスターのよう。
ここはパウダースノーが降るエリア。
精緻なクリスタル細工のような着雪しか知らなかったから、不気味だった。
翌朝は銀世界。いぬは喜び、ドッグランかけ回り。♪♪
太陽が顔を出して雪が解け、落葉もしてくると、これまで見えなかったものが
姿を現わすことがある。
夏にはたくさんの家族連れが訪れる霊仙寺湖畔の公園で、樹上高く、
マーブル模様の巨大なスズメバチの巣を発見。トラブルを聞かなかったのは、
幸運な偶然に過ぎなかったのかもしれない。
帰路、上信越自動車道から、浅間の初冠雪をキャッチ。
知人からのメールでは、夜のNHK全国版ニュースで、「早過ぎる冬の始まり」
として、ここ飯綱高原の大座法師池のあたりが映し出されていたとか。
突然の寒波、お隣の新潟県に観測史上最も早い雪を降らせ、東京では木枯らし
1号を吹かせたそうだ。
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2009年11月 06日
たどりついた札幌で見つけた「札幌ラーメン」
予定はあてにならない。早朝函館に着いて、列車で長万部に。
車内は外国人で満杯、立ち席も出るほど。
長万部から、日本海側に車で移動し戻ってくる予定で、レンタカーを借りる。
ところが、30分ほど走ったらパンクしてしまった。
何も無いところで、スタッドレスタイヤが来るのを30分待たなければならなかった。
予定は大幅に遅れ、まず現地を見ることにした。川沿いに行くことにしたが、
途中、滝があって上れない。
迂回路は笹が茂って、一向に歩けない。熊の恐怖に怯えながら、いけるところ
まで行くことにした。
迷いながら、元に戻って場所が違うことに気が付いた。
新たに山奥まで探検することになってしまった。
長万部に戻ると、札幌行きの列車が事故で大幅に遅れている。
札幌には、夜の10時過ぎに到着。
おなかがすいたので、札幌ラーメンを食べることにした。

ここの赤味噌ラーメンはうまい。おいしいラーメン屋に出会うことができた。

※北海道らーめん奥原流 久楽
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2009年11月 05日
晩秋の十和田湖界隈
十和田湖へ向かうのに秋田県側の発荷(はっか)峠を越えることにしたら、
峠付近は積雪があったらしく、道路脇が白くなっていた。
美しい紅葉の景色を期待していたが、展望台から望む十和田湖は曇り空の上、
樹木の葉が落ちてしまっているので、色彩のない冬の景色だった。
湖畔まで下りて乙女の像まで行って見たら、
まだわずかに紅葉が残っていて、秋の景色を楽しめた。
その後、奥入瀬渓流まで脚を延ばして見たが、
やはり多くの樹木は落葉しており、錦秋には程遠い風景だった。

例年ならまだ紅葉に間に合う時期のはずなのに、今年は冬の訪れが早いようだ。
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2009年11月 04日
盛岡 つなぎ温泉 四季亭
つなぎ温泉は盛岡市の西部、雫石川を堰き止めて造られた
御所湖の畔にある温泉だ。
四季亭はつなぎ温泉の中でも数奇屋造りの佇まいが印象的な
純和風の高級旅館だが、今回は遠距離の出張ということもあり、
チョッと贅沢だが、思い切って泊まることにした。
温泉は単純硫黄泉で源泉の温度が高いため加水しているらしく、
硫黄臭はそれほど気にならなかった。
内湯と露天風呂が一つづつで広くはないが、大量のお湯が循環されていて
気持ちよく浸かることができた。
(お湯がやや熱過ぎることが不満ではあったが・・・)
この旅館のウリは温泉よりも料理らしく、季節の食材を使った贅沢な会席料理と
地元の前沢牛のステーキは大満足であったが、食べるのに忙しく
写真を撮らなかったのが残念だ。
宿のすぐ隣には温泉神社があり、つなぎ温泉の名前の由来となった
繋石(つなぎいし)が道路沿いに鎮座している。
***前九年の役の際に八幡太郎「源義家」が穴の開いた石に愛馬を繋いで
入浴したと言い伝えられている。
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2009年11月 01日
青幻記の舞台、沖永良部
沖永良部は、花と鍾乳洞の島だという。



昇竜洞という日本最大級の鍾乳洞に行って見たら、
一色次郎の青幻記のロケ撮影の記念碑が立っていた。



押し寄せる波から必死に逃げる幼い自分、
振り返るとどこにも見えなくなっている美しい母親のシーンは、
どこで読んだか忘れたが、とても印象に残っている一節だ。
幻想的な鍾乳洞を見たあとに、海岸に出てみたくなった。



一色次郎が描いた海岸はどこだったのだろう。

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2009年10月 28日
初運転プリウスで大事件
レンタカープリウスを借りて、千葉へ。
初めて乗るということで、職員が乗り方を説明してくれた。プリウスの走行は
快適だ。
千葉のサービスエリアで休憩をとり、再び出発しようと駐車スペースを出たとたん、
向きを変えようと思ってアクセルを踏んでも何の反応もなくそのまま止まってしまった。

どうやってもエンジンが動かない。後ろの車は、警笛を鳴らし続けている。人も
集まってきた。
パワーボタンを押せばエンジンはかかるとの説明だったが、一向にかからない。
サービスエリアの混乱は次第に増して重大な事態に。
見かねた親切な人が運転を代わってくれたが、首をひねるばかり。
みんなで押して場所を移動することになったが、ロックされていてビクともしない。
怖そうなおばさんに促されてレンタカー会社と連絡をとりながら、親切な人に
運転してもらったら、何とか動きはじめた。
なぜ動き始めたかわからないので、すぐに車に乗ってその場を立ち去るしか
なかった。
その後は、なんとなく大丈夫でした。
親切な人、ご迷惑をおかけした皆さんには何の謝罪の言葉もいえませんでした。
皆さんご迷惑をおかけしました。

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2009年10月 28日
伊豆高原 備屋(びんや)珈琲店
地方で公共交通機関を使う出張は、予定していた便に乗り遅れると、歯車が
どんどん狂っていく。下手をすると出張の意味すらなくなることも…。^^;
この日もバスの乗り継ぎ時間がギリギリで、コンビニで鮭と梅干しのおむすびと
サラダ、ペットボトルのお茶を買い込んでの出発となった。
秋の日差しを浴びる別荘の庭に椅子を出してぱくつく、化学調味料味のおむすび。
それはそれでよいけど…。
この後、思いがけず、地元の方に、2kmほど歩けば目的地のそばまで行ける
バスの便があることを教えていただいた。バス停は「理想郷」。ラッキー!
理想郷といえば、備屋(びんや)珈琲店がある。
別荘やホテルの点在する坂道をひたすら登ること30分あまり。名物の大きな
サボテンのある理想郷交差点に到着。店はここから目と鼻の先だ。
坂道に建つ店の入口は2つ。坂の下からだと急な階段を登るが、上から
では平坦で階段もなく、アプローチが楽。
コーヒーと並んで、シチューも看板メニュー。しかしお腹には先約が。
店に入ると年配のご夫婦らしきひとびとが数組、静かに会話を交わしていた。
「私どもはこちらから10分ほどでございますのよ」。別荘のオーナー同士のようだ。
コーナーごとに雰囲気の異なる店内。
大きな時計やガレ風ランプで雰囲気づくり。
レアチーズケーキとコーヒーのセットを注文した。チーズケーキにレモンソルべ
の酸味とピンクペパーの香りがマッチ。
コーヒーはペーパードリップで淹れてくれる。苦味を個性としている店だが、
澄んだ苦味で、のみ終わった後は爽やか。
黒を基調とした内装、ヨーロッパの名窯のカップ&ソーサーを数多く展示する
点など、閉店してしまった六本木の「茜屋珈琲店」と似ている。
好みのカップ、見っけ。
別棟で、ログハウスの焙煎室もあった。
滞留は20分にも満たなかったけれど、こんな時間が、出張時には「値千金」に
感じられるのだ。
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2009年10月 25日
目黒区駒場 ・ 蓼科 伯父の思い出
連休前日、信州行きの直前に母から入った、伯父の死を告げる電話。
出発をとりやめ、その後の連絡を待った。
結局、連休中は通夜を行わないことになり、思い立って、伯父が好きだった
目黒区駒場の日本民藝館へ。澄んだ秋空のもと、住宅街は金木犀の香りに
包まれていた。

伯父は享年88歳。心臓の持病はあったけれど、自宅で倒れる前日には訪問
した姪と談笑したり、書斎に籠って蔵書の整理をしたり、庭の花をカメラで接写
するなどして元気だったという。
企業人だったが文学の博士号をもち、信州の山や奈良あるきを愛する夢想家
でもあった。
偶然発見した伯父の旧友のブログから知りえた、伯父たちが終戦から間もない
蓼科の山々を歩きつくし、ニッコウキスゲの大群落に迷い込んだり、山頂から
茅野駅までスキーで滑り降りた、などのエピソードには、道路も別荘地も整備
されてすっかり人臭くなった現在の蓼科しか知らない私はただ驚くばかりだ。
小学生時代、伯父からクリスマスに贈られたスイスの画家アロワ・カリジェの
2冊の絵本は、私に信州と出合うきっかけを作ってくれた思い出深いもの。


※※※※※※※※※※※※※※※
館では、創設者・柳宗悦の特別展を公開中だった。

内部はもちろん、撮影ご法度。窓の格子越しに向かいの柳の旧宅をこっそり。
門の脇にもびっしりと花をつけた金木犀が。
背後の大きな建築物は、以前はなかった東大生産技術研究所。壁面緑化は
藤森教授の提案?

かつてこのあたりに7年ほど住み、館にも散歩ついでによく立ち寄ったが、民芸に
たいしてとくに思い入れはなかった。
けれど、昨年、館とも縁の深い大原美術館をみて以来、先人たちが生活の中で
うみだしてきた用と美の道具たちに、以前にも増して親しみが湧くようになった。


脳みその中身はともかくとして、趣味や嗜好に関するDNAは、私も伯父と共通
するものを受け継いでいるのだ。
強い芳香を放つ金木犀。毎年、この花の季節には、伯父のこと、そして伯父から
もたらされたさまざまな世界を思い出すことにしよう。

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2009年10月 24日
上州 猿ヶ京温泉 まんてん星の湯
国道17号の猿ヶ京温泉街を走行していると高台の景色の良さそうな場所に
立ち寄り温泉施設が建っているのが見えるので、いつか寄ってみようと思っていたが、
今回、時間があったので午前中にも関わらず行って来た。
「まんてん星の湯」は鉄筋コンクリートの立派な建物で
レストランや物産コーナー等も併設されている。
温泉施設はサウナに内湯が二つ、露天風呂が四つもあり、広々として開放的だ。
南に向いているので日当たりが非常によく浴室内は明るくて気持ちがいい。
垣根があるのでお湯に浸かったままでは見えないが、
立ち上がると赤谷湖を眼下に望む眺望は抜群だ。
脱衣所からも直接、露天風呂へ行き来できるようになっているのも
便利でありがたかった。
周囲は高い山々に囲まれており、市街地の明かりは届かない場所なので、
晴れた日の夜はさぞ星空が美しいのだろうと想像できる。
次回は夜に来てみようと思う。
入浴料は3時間まで650円で第1、第3木曜日が定休。
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2009年10月 19日
越後の名湯 月岡温泉 ほうづきの里
美人の湯として名高い新潟県新発田市の月岡温泉に行ってきた。
ほうづきの里は“月岡カリオンパーク”という公園内にある
デイケアセンターを兼ねた日帰り温泉施設だ。
露天風呂はなく、内湯だけだが掛け流しと循環式が併用されていて、
月岡温泉特有の翡翠の色をした透明なグリーンのお湯が湯船から溢れている。
泉質は含硫黄?ナトリウム?塩化物・硫酸塩泉で神経痛・関節痛・
筋肉痛等に効果があるそうだ。
硫黄の臭いがかなり強くて抵抗があるが、お湯に浸かっていると
肌がすべすべしてきて気持ちがいい。
一般の旅館やホテルは源泉100%ではなく、加水しているところも多いので、
それと比べるとここの温泉は価値がある。
ただし、金属を身につけたまま入浴すると真っ黒に変色してしまうので
注意が必要だ。
3階にはジャグジーの展望風呂もあるらしいが、
こちらは源泉100%ではないとのこと。
料金は600円で月曜日が休館日。
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