2010年10月 12日
八丈島 中之郷温泉『やすらぎの湯』
八丈島の温泉は三原山の南麓に位置する樫立・中之郷・末吉の3地区にあるが、
今回は中之郷のやすらぎの湯に浸かってきた。
内湯と休憩所があるだけのシンプルな施設で、
茶褐色のお湯が多い八丈島の温泉には珍しく無色透明のお湯だったが、
泉質は他の温泉と一緒でナトリウム-塩化物温泉だ。
ここのお湯は源泉が高温なので加水していると表示されていたが、
茶褐色が透明になるほど大量に加水されているのかもしれない?
大きめの檜の湯船には、やや温めのお湯が掛け流しにされていて、
気持ちよくのんびりと浸かることができた。
窓が少し高い位置にあり、湯船に浸かっていては見えないが、
立ち上がると太平洋を一望することができる。
晴れた日には遠く青ヶ島まで望めるそうだ。
入浴料は300円で木曜日が定休日。
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2010年10月 08日
倉吉・土蔵とレトロの街 餅しゃぶとたい焼き
鳥取県・倉吉市は城下町。

古い街並と明治、大正時代の雰囲気のある建築物が多く建っている。


役場で食事をする場所を聞いたら、餅しゃぶと白いたい焼きをすすめてくれた。
餅しゃぶは薄く切った餅を鰹ダシでしゃぶしゃぶするもの。
餅も栃、ゆず、しいたけ、よもぎ、ゴマ、など10種類ぐらいある。野菜やお豆腐、
鶏肉も少々。

あんかけと茶碗蒸しもついて、1050円だから高くは無い。
明治時代に建てられた町屋で、風情もある。


近くにある白いたい焼きも名物だと言うので、食べてみた。

ここのたい焼きは、小麦粉を使って粘り気がある。
次々とお客さんが来てどんどん売れている。
一つ90円で、食べてみたら、とてもおいしかった。


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2010年10月 06日
長野県大町市 最初で最後の?ソースかつ丼
3日付「富士のゆらりの湯のとりもつ丼」を読んで、春先、長野県大町市への
出張時に出合ったソースかつ丼を思い出した。
創業は昭和2年というから、80年もの長い間、ソース味のとんかつを供している
わけだ。
私はソースとんかつを知らなかった。未知なる味への挑戦は出張時ならではと、
ワクワクしながら店に入り、ソースかつ丼なるものを注文した。


アンティーク風?民芸風?ゴチャッと入り混じった店内には寄せられた絵や
版画などがところ狭しと貼ってあり、本棚にはコミックスもぎっしり。

地元のひとたちに愛され続けているのだろう。
待つこと20分。いよいよソースかつ丼、登場。
とんかつにたっぷりとしみこませてあるソースはなかなかにスパイシー!
でも、とんかつとご飯の間に千切りキャベツ(地元の有機栽培)がサンド
されているのは何故!?
新鮮な体験ではあったけれど、東京で日常的に、甘辛いソース、キャベツは
別のお皿、というとんかつ料理を食べ慣れた身に、この感覚はちょっと
相容れなかった。
ソースかつ丼を食べ慣れたひとが上京してとんかつを食べたら、私の
逆ヴァージョンで、故郷の味が恋しくなるのかな?
安曇野・大町エリアで育てられたSPF豚はプリプリと弾力があったが…。
後日、調べてみたら、ソースかつ丼は、福井県にそのルーツがあるとか。
とんかつとご飯の間にキャベツをはさむスタイルは、長野県の駒ヶ根と
山梨県で一般的だそうだ。
料理にも、民俗学、のようなものがある。
ひとは、なじみのない味に対して、保守的になるのかもしれない。
※訪問は3月。
上の写真は4月に、大町山岳博物館への途上で撮ったもの。
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2010年10月 03日
富士のゆらりの湯で、食べたとりもつ丼
鳴沢村にある道の駅には、立ち寄り温泉「富士眺望の湯ゆらり」、がある。
露天風呂もあり、施設も立派で大小さまざまな湯舟があり、
外人客も多い。


大人1200円で、タオル、湯上げも貸してくれる。
休憩室もあるが、食事もできるようになっていて、結構館内は広い。



この食堂で、いま人気のB級グルメチャンピオンになった
とりもつ丼がポスターにあったので、夕食とすることにした。
特においしいとは思わなかったが、880円で手ごろな値段だと思う。


●富士眺望の湯ゆらり → 公式サイト
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2010年10月 02日
飛騨荘川温泉 桜香の湯
東海北陸道の荘川インターを降りて直ぐの所に道の駅『桜の郷 荘川』があるが、
その道の駅の施設として『桜香の湯』があったので浸かってきた。
この地域には珍しく高温のお湯が自噴しており、湯量も豊富なようだ。
泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉(いわゆる重曹泉)で美人の湯と言われる、
肌がツルツルになるいいお湯だ。
内湯の浴槽には超音波流水システム(フローティングマシン)が設置されていて、
マッサージ効果やリラクゼーション効果があるそうだが、
普通のジェット風呂とはモノが違っていて、水流が非常に強い。
激流と言っても過言ではなく、浴槽の真ん中に渡してある手摺りに掴まらなければ
流されてしまうほどで、小さな子供には危険なくらいだ。
水流の強さや方向が一定していないので、体全体に流れが当たり、
効果が高いそうだ。
また、広い露天風呂もあり、お湯が滝となってダイナミックに流れ落ちていて、
開放感があり気持ちよさそうだったが、この日は冷たい雨が降っていたので
浸かるのは遠慮した。
併設されている「食事処おうか」では、飛騨牛や蕎麦など地元の特産品を
使ったメニューを楽しめるようになっているのが嬉しい。
毎週木曜日が定休日で営業時間は10時から20時30分まで。
入浴料は大人700円でバスタオルとフェイスタオルを無料で貸してくれる。
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2010年09月 30日
港区南青山 墓地を借景するカフェ
急に涼しくなったお彼岸の午後、用事ついでに青山墓地へ。
この入り口は、昨春、忌野清志郎さんのロック葬が行われ、4万人あまりが
参列した青山葬儀所に隣接している。
桜の並木道がお花見スポットとして名高い、青山で最も緑なすエリアの
ひとつ。
すぐそばまで住宅街が迫る。1本の木に何色もの花が咲く珍しいバラ。

好みもあるだろうけれど、墓地のゆたかな緑と静けさを借景できる家なんて、
運がいい。
住宅街の一角に、カフェも。庭に面したテラス席で休憩。

さすがに、墓地の風景がリアルに目に飛び込まないよう、
庭に生垣を配している。


素通しの席もあるが…。



季節の恵み。中身はなかった。都心にして、あっけらかんとした空。


あの巨大な墓石は…?

現世でさまざまな功績を残したひとびとが眠る場所。
風もないのに歩くそばから卒塔婆がカラカラと鳴り、話しかけてくるようだ。
不思議に、怖くなかった。
カテゴリー: 東京・表参道スケッチ
記入者: koba
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2010年09月 28日
「故郷の故郷」発見・中野市の高野辰之記念館
♪うさぎ追いし、かの山、小鮒つりし、かの川・・・
小学唱歌故郷の作詞をした高野辰之(たかの たつゆき)の生家は、
飯山IC近くの旧永田村にある。




生家近くの 高野辰之記念館 からは、かの山、が見える。

なんとなく、郷愁の湧く村だ。

春の小川は、さらさらながる・・・
ここで偶然、私の故郷も思い出すことになった。
若い二人の女性館員によると、田舎にあるものとばかり思っていた小川は、
高野が東京の代々木3丁目に住んでいたときのものだという。

私は小学校6年まで代々木5丁目に住んでいて、3丁目の現・国立オリンピック
記念青少年総合センター前も遊び場だった。
小川は今は暗渠になっているが、当時は流れていたはずだ。
下は「紅葉(もみじ)」の歌碑。

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2010年09月 28日
草津で共同温泉めぐり
草津の温泉街には町民のために18ヵ所の共同浴場があります。
地元の方が管理する地元の方の為の温泉ですが、
観光客も無料で入浴できるというので、何ヵ所か巡ってみました。
1.白旗(しろはた)の湯
草津のシンボル、湯畑のすぐそば。
建物は比較的新しくてきれいでした。
中には2つの浴槽があり、どちらもとにかく熱い!
ぬるめのお湯が好きな私には熱すぎて、なかなか入ることができませんでした。
しかし、おもいきって入ってしまうと不思議と平気で、気持ちよく入れました。
源泉は湯畑ではなく白旗源泉。
ここには温泉の主(ヌシ)のような方がいて面白かったです。
周りの人にあれこれと温泉の入り方をレクチャーしていました。
「長湯をしてはいけない。2、3分でサッとあがって、ぶらっと一回りする。
冷めたら次のお湯に入るのがポイント」
温泉で目を洗っている人に向かって
「目を洗ってはいけない。ここのお湯は酸性が強すぎる」
この方曰く、上記のような温泉の入り方は、
草津の役場に聞けば教えてくれるそうです。
「みんな聞きもしないで入りにくるんだから、信じられないよ!!
ちゃんと役場に聞いて、調べてから来るんだよ!」
と、ヌシらしいことをおっしゃっていました。
勉強になりました。
2.千代の湯
湯畑から徒歩2分ほどで、湯畑が源泉。
ここは草津の特別な入浴法「時間湯」も行われています。
↓時間湯についてはこちら
http://www.jikanyu.net/
時間湯は時間が決まっているので申込みが必要です。
3.煮川の湯
湯畑から歩いて3、4分。煮川源泉。
こちらも激熱で、なかなか入れず、
居合わせた方と、思わず「熱いですね〜!」と言い合ってしまいました。
他のところと比べて硫黄臭が強く、マイルドなお湯。
こじんまりとした、木造で味のある建物が私好み。
4.地蔵の湯

湯畑から徒歩5分。
源泉は地蔵の湯。地蔵の湯が楽しめる共同浴場はここだけ。
昔からここの湯で目を洗うと眼病が治ると言われていて、
目洗い地蔵が建立され、「目洗いの湯」とも呼ばれているそうです。
白旗の湯で目を洗っていた女性は、
ここと勘違いしていたのかもしれません。
源泉が違いますので注意しないといけませんね。
ここでも時間湯が行われていて、外には足湯もあります。

どの浴場も清潔感があり、気持ちよく入ることができました。
それは、管理をしている地元の方々のおかげです。
このありがたい状況が続くよう、
マナーを守り、感謝の気持ちを持って利用させていただきましょう。
今回は以上、4軒しかまわれませんでしたが、
面白かったので、また行ってみたいです!
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2010年09月 22日
ひるが野高原 分水嶺公園で思う
国道156号線の蛭ヶ野峠に分水嶺公園があり、久し振りに寄ってみたら
駐車場や公園内の歩道がきれいに整備されていた。



小さな流れが、この地点で南北に分かれ、北への流れは庄川となって日本海へ注ぎ、
南への流れは長良川となって太平洋の伊勢湾に流れ込んでいる。
どちらも日本有数の大河だが、趣味の渓流釣りで昔から何度も訪れている。

渓流の魚として、長良川水系ではイワナとアマゴが生息し、
庄川水系ではイワナとヤマメというふうに違っていたはずだが、
最近、庄川の漁協ではアマゴも放流しているので、
庄川でもアマゴが釣れるようになってきている。
もともと関東より西ではヤマメは日本海に注ぐ河川に、
アマゴは太平洋に注ぐ河川に分かれて生息していたが、
養殖の簡単なアマゴをヤマメの代わりに放流する漁協が増えたために、
昔のような明確な棲み分けがなくなってしまった。
釣っても、食べても味はそれ程違わないけれど、刺身にしたときにヤマメの方が
冷たい水に居る分だけ、身がしまっていて美味しいように思うので、
ヤマメを釣りにいってアマゴが釣れると少しがっかりしてしまう。
漁業組合自らが生態系を乱していることを残念に思う。
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2010年09月 21日
草津から芳ヶ平湿原へ
夏休み中に草津へ行ってきました。
今回の目的は温泉とハイキング。
道の駅草津運動茶屋公園にある案内所で
スニーカーでも行ける程度の軽いハイキングコースを教えてもらい、
芳ヶ平湿原へと行ってきました。
標高2160メートルの登山口にある、草津白根レストハウスまでは
草津温泉街の中心から志賀草津道路を通って車で20分。
レストハウスに駐車し、そこから芳ヶ平湿原へは片道およそ1時間。
振り返ったレストハウスもなかなかの風景。
芳ヶ平までのコースは荒涼とした風景が続きます。
火山ガスなどの影響で、木も枯死してしまうのだそう。

しかし、1時間も歩けば瑞々しい芳ヶ平湿原が現れます。
カルガモも気持ちよさそう。


リンドウ、マンネンスギ、ススキ、シラタマノキ。
リンドウなどの高山植物の見頃は過ぎ、紅葉にはまだ早い時期でしたが、
太陽の光でキラキラと輝く水面と緑が美しく、普段の疲れが吹き飛びました。
また1時間ほどかけてレストハウスへ戻り、湯釜へ。
こちらはレストハウスから10分ほどで、道も舗装されており、観光客で賑わっていました。
それにしても、観光バスで連れてこられたと思われる、ハイヒールを履いた女性や
乳児を抱っこしたお父さんなど、「大丈夫?」といいたくなる人がちらほら。
見ていたらやっぱりしんどそうでした。
遭難することはないでしょうけど、準備はしっかりしましょう。
この後訪れた志賀高原のレストランの方によると、
今年はやはり、例年に比べるとかなり気温が高いみたいです。
志賀高原はさすがに肌寒く感じましたが、それでも14℃。
いつもならこの時期は7℃ぐらいだそうですから、かなりのものです。
紅葉がどうなるか心配されていました。
今年は紅葉の時期を読むのが難しそうですね。
※9月13日撮影
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